フレンチインテリアのデジタルショールーム

フランスのインテリア商材をオンライン上で紹介するデジタルショールーム「French Design Corner（フレンチデザインコーナー）」が9月15日にオープン、10月31日まで公開される。日本では今回が初公開。家具などのインテリアや商材、ライフスタイルアイテムを中心に、日本初披露を含む7つのブランド・企業が出展する。

在日フランス大使館フランス貿易投資庁－ビジネスフランス[*1]は、2022年9月15日より、フランスのインテリア商材を紹介するデジタルショールーム「French Design Corner（フレンチデザインコーナー）[*2]を公開しました。日本では今回が初公開となります。

「French Design Corner」特設サイト
https://event.businessfrance.fr/frenchdesigncorner-jp/

その年の世界中のインテリア・デザイントレンドに大きな影響力をもつ、国際インテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」を毎年、首都パリで開催しているフランスは、洗練されたかつ革新的なデザインの発信力や、新しいトレンドを発掘する力では長年の実績があります。そのなかでも、メイドインフランスのプロダクトは、職人の高度な技術力に裏付けされた、高い品質とデザイン性で定評があります。

過去2年、コロナ禍による”おうち時間”の増加や、人々の関心が住まいに向けられたことによる、住宅改修・転居の増加は、日本に限ったことではありません。インテリア需要の高まりを背景に、2021年のフランスにおける家具の売上は、対前年比14%以上増の145億ユーロとなり、急成長を遂げています[*3]。

「フレンチデザインコーナー」は、世界中のプロジェクトに採用された実績を有する、フランスのインテリアブランドを、国外の建築・インテリア業界に向けて発信するオンライン展示会です。
COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の流行、いわゆるコロナ禍という社会事情への配慮や、日本中どこからでもアクセスできるオンライン会場での開催とすることで、訪れた人に、フランスの優れたインテリアブランドを知り、発見してもらう機会を提供します。

初公開となる今回は、フランスが誇る、家具やリネン、ラグやテキスタイル、インテリア資材、テーブルウェアなど、クラフトマンシップに溢れた老舗の逸品や、今回が日本初上陸となる注目の新進ブランドなど、7つのブランド・企業が出展します。

出展ブランド・企業

Authentiques Paris（オートンティック・パリ）
職人によるオーダーメイドのレザーハンガーなどのアクセサリードレッサーを提供

Authentiques Paris（オートンティック・パリ）オーダーメイド・ハンガー

Authentiques Paris（オートンティック・パリ）のオーダーメイドプロダクトが納品されたブティック

Chaises Nicolle®（シェーズ・ニコル）
1913年創業、”クジラの尾（queue de baleine）”の背もたれで知られる〈ニコルチェア〉のメーカー

Chaises Nicolle®（シェーズ・ニコル） Paola Navone デザイン、アウトドア仕様のニコルチェア

Chaises Nicolle®（シェーズ・ニコル） ニコルチェアでトリコロールがコーディネートされた空間

Culture iN（キュルチュール・イン）
バイオベースマテリアル「Varian®（バリアン）」を用いたインテリア商材を提供

Culture iN（キュルチュール・イン） Varian® を用いた吸音フィルター搭載照明 MÉDAILLON（メダリオン）

Culture iN（キュルチュール・イン）パーテーション納品事例

Edition Bougainville（エディション・ブーガンビル）
南仏コートダジュールを拠点に　フレンチラグジュアリーのラグ、カーペットをオーダーメイドでデザイン

Edition Bougainville（エディション・ブーガンビル）リビングでのラグ使用イメージ

Edition Bougainville（エディション・ブーガンビル）バスルームでのラグ使用イメージ

Julie Lavarière（ジュリ・ラヴァリエール）
フランスの高級寝具メーカー、上質な使い心地と存在感あるベッドリネンを提供

Julie Lavarière（ジュリ・ラヴァリエール）ベッドリネン

Julie Lavarière（ジュリ・ラヴァリエール）ベッドリネン

Non Sans Raison（ノン・サン・レゾン）
磁気製テーブルウェアやインテリアのデザインから生産まで行っているエディターブランド

Non Sans Raison（ノン・サン・レゾン） Simon Naouriのリモージュ磁器のコレクション Evolution

Non Sans Raison（ノン・サン・レゾン） Paula Juchem デザインのウォールプレート Coco

Maison Pouenat（メゾン・プエナ）
フランスのアールデコを継承するメタルワークエンジニア。フランスの無形文化財企業（EPV）

Maison Pouenat（メゾン・プエナ） HUMBERT & POYET デザインの家具と照明

Maison Pouenat（メゾン・プエナ） Yann Le Coadic デザインのメタルオブジェコレクション EHRERO

日本語で公開されている「フレンチデザインコーナー」特設サイトでは、出展各社プロダクトのほか、それらが納品されたレストランやカフェ、住宅の事例写真もあわせて掲載されています。
サイトの閲覧は無料。10月31日までの会期中、いつでも誰でも見ることができます。

「French Design Corner（フレンチデザインコーナー）」開催概要

会期：2022年9月15日（木）～10月31日（月） ※会期延長の可能性あり
会場：オンライン
出展企業・ブランド：Authentiques Paris（オートンティック・パリ）、Chaises Nicolle ®（シェーズ・ニコル）、Culture iN（キュルチュール・イン）、Edition Bougainville（エディション・ブーガンビル）、Julie Lavarière（ジュリ・ラヴァリエール）、Non Sans Raison（ノン・サン・レゾン）、Maison Pouenat（メゾン・プエナ）
主催・問合せ先：フランス貿易投資庁－ビジネスフランス（在日フランス大使館 貿易投資部）

「French Design Corner（フレンチデザインコーナー）」特設サイト
https://event.businessfrance.fr/frenchdesigncorner-jp/

公式SNS
www.instagram.com/businessfrance_japan
www.twitter.com/BFrance_Japan
www.facebook.com/BusinessFranceJP

↓ French Design Corner（フレンチデザインコーナー）特設サイトはこちら ↓

*1.フランス貿易投資庁－ビジネスフランス：フランス経済の国際化を促進する政府機関。世界55カ国に在外事務所を構え、フランス企業の国際展開と貿易振興や、外国企業のフランス進出を支援する、諸活動を行なっている（日本では在日フランス大使館 貿易投資部として活動）。
2022年6月16-17日には、東京・南麻布の大使公邸を会場に、モスクワ、ニューヨーク、アブダビ、上海、シンガポール、北京など世界主要都市を巡回した展示会「フレンチライフスタイル展（EXPO ART DE VIVRE A LA FRANÇAISE）」を開催した（詳細はこちら）。

*2.French Design Corner（フレンチデザインコーナー）：2020年に北米にてハイブリッドで開催したインテリア展示会の成功を機に、デジタルに特化したショールーム形式にて、フランスのインテリア商材を国外で紹介するオンライン展示会。インテリア業界のビジネスマッチングと、開催国との貿易促進を目的とする。中東、スウェーデン、ロシア、スイス、インドに続き、日本は今回は初の開催

*3.フランスにおける2021年の家具の売上数値：日本円で約2兆円322億円1ユーロ140円換算：データ出典：I.P.E.A.（Institut de prospective et d’études de l’ameublement）