そばにあった未来とデザイン「わからなさの引力」展

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、「そばにあった未来とデザイン『わからなさの引力』展」が3月18日から26日まで開催されます。

同展は、国内外で活躍する13人のデザイナーやクリエイティブディレクター、美術家や研究者の暮らしのそばにあった、言葉では表現しにくいが、“なんかいい”と感じるプロダクトを、13人それぞれが日常生活の中から選び、紹介するもの。
主催はNTTドコモ。テクノロジーの進化の中、機能的・理性的に価値をはかろうとすることでこぼれ落ちてしまっていた「なにか」を探ります。

参加者（五十音順・敬称略）
上の画上段（左から）：伊藤亜紗（美学者・東京工業大学教授）、AKI INOMATA（美術家）、岩佐十良（クリエイティブディレクター、編集者）、岡本 健（グラフィックデザイナー）、緒方壽人（デザインエンジニア / Takram）、倉本 仁（プロダクトデザイナー）
上の画下段から（同）：齋藤精一（クリエイティブディレクター）、鈴木 元（プロダクトデザイナー）、辰野しずか（クリエイティブディレクター、デザイナー）、田根 剛（建築家）、長嶋りかこ（グラフィックデザイナー）、三宅一成（デザイナー）、宮島達男（現代美術家）

展示品（予定）
・伊藤亜紗：ヒシの実
・AKI INOMATA：虫食い欄間
・岩佐十良：ペラペラの温泉タオル
・岡本 健：コンベックス
・緒方壽人：箕（み）※農具
・倉本 仁：ソフビの虎
・齋藤精一：ハワイアナスのサンダル
・鈴木 元：古い椅子
・辰野しずか：束ねた指ハブ
・田根 剛：雄勝硯
・長嶋りかこ：動物の子どものぬいぐるみ
・三宅一成：MOTO GUZZI V11 Sport
・宮島達男：日晷（にっき）※日時計

上記の通り、展示されるのは大量生産された工業製品、日用品、誰かが長年使い込んだ愛用品、さらには自然物などさまざま。それぞれにとって説明しがたい魅力をもつこれらのモノと、選者自身の言葉を展示。加えて、本展を主催するNTTドコモ プロダクト部プロダクトデザインチームの言葉と、デザイン専門誌『AXIS』編集部からの言葉もあわせて展示することで、“なんかいい”という曖昧な「わからなさ」を読み解くための多様な視点を用意し、「感覚」や「機微」といった感性的なよさの未知なる可能性や、その裏側にある豊かさについて、来場者とともに見つめ、模索する機会を創出します。

会場風景　撮影：鈴木優太

会場風景　撮影：鈴木優太

会場風景　撮影：鈴木優太

岡本 健：コンベックス　撮影：鈴木優太

岩佐十良：ペラペラの温泉タオル　撮影：鈴木優太

齋藤精一：ハワイアナスのサンダル　撮影：鈴木優太

緒方壽人：箕（み）※農具　撮影：鈴木優太

宮島達男：日晷（にっき）※日時計　撮影：鈴木優太

三宅一成：MOTO GUZZI V11 Sport　撮影：鈴木優太

長嶋りかこ：動物の子どものぬいぐるみ　撮影：鈴木優太

鈴木 元：古い椅子　撮影：鈴木優太

伊藤亜紗：ヒシの実　撮影：鈴木優太

AKI INOMATA：虫食い欄間　撮影：鈴木優太

会場風景　撮影：鈴木優太

辰野しずか：束ねた指ハブ　撮影：鈴木優太

田根 剛：雄勝硯　撮影：鈴木優太

倉本 仁：ソフビの虎　撮影：鈴木優太

会場風景　撮影：鈴木優太

そばにあった未来とデザイン「わからなさの引力」展 開催概要

会場：21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
所在地：東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン（Google Map）
会期：2023年3月18日（土）～26日（日）※会期中無休
開場時間：10:00-19:00
入場料：無料
※会場ではCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）対策を実施
※会場内の写真撮影・SNS投稿可
主催：NTTドコモ
協力：AXIS

本展詳細
https://design.idc.nttdocomo.co.jp/event/