COMPETITION & EVENT

クワクボリョウタ氏が新作インスタレーション〈Lost#19〉を発表

大高正人が設計した千葉県立美術館にて「千葉県誕生150周年記念事業 房総の海をめぐる光と影とアート展」開催中

千葉県誕生150周年を記念する展覧会「房総の海をめぐる光と影とアート展」が、千葉・中央港1丁目にある千葉県立美術館にて7月19日より開催されています。

展示は大きく2つの企画展に分かれ、房総の海などが描かれた同館のコレクション約40点が展示されているほか、日本を代表する現代アーティストの1人であるクワクボリョウタ氏の新作〈Lost#19 しおさいのくに〉が、クワクボリョウタ《コレクション・ネット》会場にて発表されています。

新作〈Lost#19 しおさいのくに〉は、クワクボ氏が千葉県内を実際に巡ってのちに制作されたもので、クワクボ氏の代表的なシリーズである、光と影による幻想的なインスタレーションです。

千葉県立美術館 クワクボリョウタ《コレクション・ネット》

クワクボリョウタ〈Lost #16〉2017年 ※本展で展示されるのは#19


#千葉県公式PRチャンネル:「クワクボリョウタ《コレクション・ネット》」ティザー映像 “KUWAKUBO RYOTA《 COLLECTION NET 》”(2023/07/24)

千葉県立美術館 クワクボリョウタ《コレクション・ネット》

クワクボリョウタ《コレクション・ネット》展示室1 会場風景

千葉県立美術館 クワクボリョウタ《コレクション・ネット》

クワクボリョウタ《コレクション・ネット》展示室1 会場風景

ステートメント

クワクボリョウタは、 電子機器をはじめ様々なメディアを使用して作品制作を行うアーティストです。2010年に発表した光源をつけた鉄道模型によるインスタレーション作品《10番目の感傷(点・線・面)》以降、光と影によって鑑賞者自身が内面に体験を紡ぎだす作品を展開しています。

クワクボリョウタ〈Lost #15〉2017年

クワクボリョウタ〈Lost #15〉2017年

本展では、クワクボによる房総の海をテーマとした新作〈Lost#19 しおさいのくに〉を発表します。
作品は主に2部構成で、前半では、クワクボが千葉県のマスコットキャラクターであるチーバくんと掛け合いをしながら、地理、自然、産業、文化など、多側面から千葉県をリサーチします。
地球磁場(地磁気)が逆転した「チバニアン」の地層、実測による正確な日本地図を完成させた伊能忠敬、千葉県の花である菜の花や圧倒的な生産量を誇る落花生など。千葉県を象徴するモチーフは何か、ひとつに定めるのはむずかしく、千葉県の多面性を物語ります。クワクボは、過去の芸術家の手法に倣いながら様々に習作を重ね、その習作とプロセスを展示します。
後半では習作を基に、千葉県の海から想を得た最終的な作品を展示します。

クワクボリョウタ《コレクション・ネット》

本展開始前の展示イメージ

AIの発達した今日では、全てが検索・生成可能となりつつあります。テーマに対して呻吟(しんぎん)し、過去の芸術家の業績を執拗に模倣しながら創作を試みるクワクボの姿は、ユーモアを含みながらも、AIの時代における芸術家の新 しい創造とは何かを鋭く問いかけるものとなります。(本展フライヤー記載のテキストより)

クワクボリョウタ《コレクション・ネット》

クワクボリョウタ《コレクション・ネット》展示室1 会場風景

クワクボリョウタ プロフィール

1971年栃木県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻を修了後、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーを卒業。1998年、明和電機との共作〈ビットマン〉を発表し、エレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始。2010年第14回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞(〈10番目の感傷(点・線・面)〉)、2011年芸術選奨新人賞(メディア芸術部門)を受賞。そのほか、山口レイコとのアートユニット・パーフェクトロンとして、「デザインあ展」(2018年、富山県美術館ほか)の展示構成を手がける。
現在、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。

Ryota Kuwakubo Website
https://www.ryotakuwakubo.com/

会場となる千葉県立美術館は、建築家の大高正人(1923-2010)が設計した平屋建ての美術館建築で、33,000m²(約1万坪)の敷地に対し、第1から第8までの展示室と、管理棟、県民アトリエ棟などが配置されています。

千葉県立美術館 外観(夜間)

千葉県立美術館 外観(本展会期中、「サマーサイトミュージアム」の実施あり)

千葉県誕生150周年記念事業 房総の海をめぐる光と影とアート展
クワクボリョウタ《コレクションネット》

会期:2023年7月19日(水)~9月18日(月・祝)
開館時間:9:00-16:30(入場は16:00分前まで)
※「サマーナイトミュージアム」:会期中の金・土曜、祝前日は、19:30まで開館(入場は19:00まで)
会場:千葉県立美術館
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1-10-1(Google Map
休館日:月曜(9月18日[月・祝]を除く)
入場料:一般 500円、大学・高校生 250円
※中学生以下と65歳以上は無料、障害者手帳の提示で本人と付添者1人まで無料


関連イベント

クワクボ氏によるアーティストトーク
日時:8月12日(土)14:00-15:00

学芸員によるギャラリートーク
日時:8月19日(土)11:00、13:30 / 8月26日(土)13:30
内容:描かれた房総の展示について学芸員が解説

千葉県誕生150周年記念事業 房総の海をめぐる光と影とアート展「描かれた房総」会場風景

千葉県誕生150周年記念事業 房総の海をめぐる光と影とアート展「描かれた房総」会場風景

千葉県誕生150周年記念事業 房総の海をめぐる光と影とアート展「描かれた房総」関連イベント

館長 貝塚 健によるギャラリートーク
日時:8月10日(木)、9月15日(金)両日とも18:00開始 / 8月13日(日)、27日(日)13:30開始
内容:「描かれた房総」を中心に、館長が「描かれた房総」展の見どころを解説

展覧会コンサート「房総の海をめぐる光と影とアート展」
日時:8月5日(土)16:00-17:15
内容:千葉と海をテーマに、千葉交響楽団による弦楽四重奏コンサート

千葉県立美術館ウェブサイト
http://www2.chiba-muse.or.jp/ART/

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