2024年2月25日初掲、2月28日会場写真追加
JR高円寺駅とJR阿佐ケ谷駅の間に位置するイベントスペース[高架下空き倉庫]にて、「杉並建築展 2024 あらわれる風景」が2月23日より開催されています。会期は3月3日まで。会期中の2月25日には、トークイベントも開催。
ステートメント
建築物が建つと、否でも応でもそこの風景に影響を及ぼします。そのことに対して、意識的にアプローチすることもあれば、そうでない場合もあるでしょう。しかしながら、結果としては、良くも悪くも何らかの更新がなされた風景があらわれてきます。ここでいう風景は、共同化された価値観に基づいて評価される街並みや自然環境などとの関係による景色のみではなく、人の営みや振る舞いがその場所を彩る情景も含んでいます。
今回の展示では、各々のプロジェクトから、設計者自身が意識的に風景を捉えている部分はもちろんのこと、その展示を考察することによって無意識、つまり事後的に解釈され、発見される風景についても広く議論していけることを期待しています。「杉並建築展 2024 あらわれる風景」出展者
永山祐子建築設計
日本大学理工学部建築学科 古澤大輔研究室
隈研吾建築都市設計事務所
RFA / 藤村龍至
NASCA / 桔川卓也
久保都島建築設計事務所 / 久保秀朗+都島有美
工藤浩平建築設計事務所
TAKiBI / 栃内秋彦
横井創馬建築設計事務所・セカイ / 横井創馬
takayuki.bamba+associates / バンバタカユキ
後藤周平建築設計事務所
flat class architects
SIA / 香月真大
小沼計画
メタボルテックスアーキテクツ
oXAD / 山岸大助+飯村慎建築設計
PERSIMMON HILLS architects+飛騨の森でクマは踊る
中村竜治建築設計事務所
KIRI ARCHITECTS / 桐 圭佑※以上、主催者発表順
『TECTURE MAG』では、会期中に会場を取材。以下、出入り口からおよそ反時計回り・会場MAPに準じた順序(A、B、C1、D、C2区画)で20組の出展の様子を伝えます。
会期:2024年2月23日(金)〜3月3日(日)
開場時間:9:00~18:00(初日のみ13:00開場、最終日は16:00閉場)
会場:高架下空き倉庫(JR高円寺駅-JR阿佐ケ谷駅間)
所在地:東京都杉並区阿佐谷南2-36(Google Map)
入場料:無料
会場構成:小沼計画
ポスターデザイン:メタボルテックスアーキテクツ
登壇者:出展者(注.全員ではありません)
モデレーター:藤村龍至
日時:2024年2月25日(日)13:00-16:00
タイムスケジュール(予定):
13:00-13:05 概要説明
13:05-14:05 第1部
14:05-14:15 休憩
14:15-15:15 第2部
15:15-16:00 フリー
※終了後にパーティあり(18:00まで)
会場:本展会場
聴講料:無料(自由参加・途中入退場可、予約不要)
主催:杉並建築展実行委員会
助成:杉並区文化芸術活動助成事業
協力:ジェイアール東日本都市開発 阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクト[*注]
協賛:ルーヴィス
[*注] 本展に協力したジェイアール東日本都市開発 阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクトでは 「歩きたくなる高架下」 をつくる一環として、地域の人々に対して高架下空き倉庫の貸し出しを行っている
展覧会詳細
https://www.jrtk.jp/koukashita-akisoko/event/detail_00083/
「杉並建築展」公式facebook
https://www.facebook.com/suginamikenchikuten
ケン・スギナミ@杉並建築展公式ゆるキャラ
https://twitter.com/Ken_suginami
YouTube / 杉並建築展 ケン・スギナミちゃんねる
https://www.youtube.com/@user-sh4dy3qf1i
#ケン・スギナミちゃんねる「杉並建築展 2024 あらわれる風景」出展者インタビュー(1)隈 研吾
2024年2月25日時点で出展者による展示解説動画(1)〜(5)公開