店舗、ホテル、商業施設などのデザインに用いられる内外装材や家具・什器、照明器具からアート、サービスまでを集めたプロフェッショナル向けのイベント「BAMBOO EXPO21」が5月15日・16日に東京都立産業貿易センターで開催されます。
昨年の開催同様、会場の照度を落としてブースをすべて黒で統一。20時まで開催されるのも特徴的です。特設ステージでは空間デザイナーや識者によるトークセッションも開催。過去20回の開催で、累計340社が出展しています。
多くの出展メーカーのなかから、TECTURE参加メーカーのイチ推し展示製品を紹介します。
サンゲツは天然石の美しさとダイナミックな模様を引き出したセラミックタイルコレクション「GARZAS(ガルザス)」を展示。カウンターテーブルのほか、特殊象嵌加工や出隅加工などの紹介もあり、加工性のよさを見ることができます。
このほか、使用済みカーテンを回収・粉砕し、人工ゼオライトなどを特殊配合してアップサイクルした土「TUTTI®(トゥッティ)」も展示されます。
※「TUTTI®」はスタイレム瀧定大阪株式会社の登録商標
住宅のインテリア、エクステリアからオフィス、商業施設などあらゆる空間を構成する壁装材、床材、ファブリックなど幅広く扱うサンゲツ。国内事業のほか、海外市場でも各国のニーズ、市場環境に合わせて販売、施工などを強化しています。
天然木を0.2㎜の薄さに削り、家具や内装材として加工されるツキ板ですが、製造過程で端材や品質規格に満たない未利用材が多くあることが問題でした。今回、節や割れなどもある不揃いな端材や未利用材をデザインボードに加工、製品化しました。「FORESTERIOR」ブランドとして100アイテム以上を開発。今後はデザインシリーズの拡張に加え、アップサイクル率100%を目指しています。
広島県福山市にある、1967年創業の特注ツキ板メーカーの大和ツキ板産業。自社工場での一貫生産体制で月産2万㎡を生産しています。
壁紙ブランド「WhO」を運営する野原グループ インテリアスタイルユニット(東京都新宿区)は、アーティスト・ひがしちか氏による新柄を発表。心地よく平和な日常を願う気持ちで描かれた情緒豊かな6柄(24色)を紹介します。
2015年にスタートした壁紙ブランドのWhO。多彩なフィールドのクリエイターやブランド・企業とのコラボレーションで生まれるデザインは2800点を超えるラインナップ。国内完全受注生産により余剰在庫による素材のロスを抑え、デジタルカタログを採用するなど、環境対策にも取り組んでいます。
「マグセラ」は、600×300×3~5.5㎜で、裏面にマグネットシートが付いた超薄型セラミックタイル。磁力の効く壁面には張るだけでよく、そのほかの壁面にもメタルシートを張ることで施工できます。
「D.R工法」は1200×600×4.8~6㎜の大判タイルながら、マグネットとレールでの施工が可能。どちらも工期の短縮、施工費の軽減につながることが期待されます。
今回の展示でKYタイルは、材料と技術にこだわり、耐久性、意匠性に優れたタイルを提供し、これまでのタイル施工方法にとらわれない、新しいリノベーション向けタイル2タイプを初公開します。
BAMBOO EXPO21 開催概要
開催日時:2024年 5月15日(水) / 16日(木) 11:00~20:00
会場:東京都立産業貿易センター浜松町館 2階F展示ホール (東京都港区海岸1-7-1)
主催:BAMBOO MEDIA Co. Ltd.
※ 事前登録制・入場無料(入場登録受付中)