【PROJECT】で1週間に取り上げた事例を、まとめて紹介します。
04.12-04.16は戸建て住宅、カフェテリア、アイラッシュサロン、物販店を取り上げました。
注目の仕上げや納まりのポイントとともに、ご覧ください。
2021.04.12 無垢の家 / 足立裕己
Photographs: Yuuki Adachi | 足立裕己
遠藤剛生設計による住宅のリノベーション事例で、内外装材を注意深く選定し、蓄積された価値をつなぐ“黒子”に徹した計画です。
https://mag.tecture.jp/project/20210412-innocent-house/
窯業系セメント材のほか、外装で新しく加える要素はすべて黒色で統一。内装で更新する床と壁の仕上げはすべてグレーとし、既存の木材と合わせています。
2021.04.13 白島九軒町のアトリエ / 吉田豊建築設計事務所
Photographs: Haine Kusuki | くすきはいね
周囲が平面駐車場の中で、4面のファサードを異なるデザインとし、内部では視界の抜ける空間をつなげたアトリエ併用住宅です。
https://mag.tecture.jp/project/20210413-atelier-in-hakushima/
コンクリート打ち放しの面に囲まれた空間で、ステンレスやスチールの造作が合わせられています。空間に馴染んでいる建築化照明のプロダクトが生産終了というのが、残念。
2021.04.14 プロロジス千葉カフェテリア / Masterd
Photographs: Nacasa & Partners | ナカサアンドパートナーズ
物流施設内のカフェテリアで、従業員や顧客が快適に過ごせる公園のような空間です。
https://mag.tecture.jp/project/20210414-prologis-chiba-cafeteria/
生い茂る葉のような効果を生んでいる造作パネル、樹木の幹のように感じられるレンガタイルなど、大きな空間の中で公園をイメージさせる仕掛けに注目です。
2021.04.15 BED / SIDES CORE
Photographs: Takumi Ota | 太田拓実
完全予約制のアイラッシュサロンで、施術中にリラックスして眠れるようなサービスを提供したいという思いを受けて、広がりをシェアする木製パネルをつくり構成した事例です。
https://mag.tecture.jp/project/20210415-bed/
空間を緩やかに分けるラワン合板で製作したパネルの表情、そしてその存在感に馴染む小物や照明器具の使い方に注目です。
2021.04.16 JINS 熊谷肥塚店 / TYRANT
Photographs: Tomoyuki Kusunose | 楠瀬友将
アイウエアブランドJINSのロードサイド店舗で、建物を浮かせるように設置。中庭を設けながら、大きな連窓サッシで明るく開放感のある空間を実現した事例です。
https://mag.tecture.jp/project/20210416-jins-kumagaya-koizuka-store/
シンプルな白いインテリアの中で、オークの造作什器を配し、随所に真鍮メッキを用いるなど、随所に「ゴールド」を加えていることに注目です。
来週も、詳細の詰まった事例の更新をお楽しみに!