アーキテクトビルダーを募集

事務所の特徴・ビジョン

デジタルテクノロジーやものづくりを通して建築産業の変革を目指すVUILD（ヴィルド）は、建築に関わるさまざまな問題提起を行い、与えられたもの（建築）を享受し、使うだけでなく、自らつくる喜びや楽しさがめぐる社会を目指す建築集団です。

住環境を「売る」「買う」といった商品としてではなく、デザインとデジタルファブリケーション技術によって、すべての人が「自分たちの手でつくることのできる喜び」を取り戻してほしいと常に考え、家具、内装、住宅、建築領域にまつわるさまざまな事業を行っています。

代表者メッセージ

VUILDのコアバリューとして、「PLAY, VENTURE, FESTA」を掲げています。「PLAY」は自分で問いを立て、手を動かす、ゼロから1を生み出すクリエイティブな姿勢です。「VENTURE」は0から生まれた1を前進させ、さらによくするための深掘りに挑むイノベーティブな姿勢です。「FESTA」はそれらを10から100へと拡げていくために、他者と協働し、よりよい関係性を築くコラボレーションの姿勢です。

今回募集するアーキテクトビルダーは、設計や施工管理という枠組みにとらわれず、ときには職人のように施工もしたり、周囲を巻き込んで人を動かしたり、今ある課題の1つ前を考え、「こうなったほうがよいのではないか」と問いをもち続けられる、そんな仲間を募集します。

代表取締役CEO　秋吉浩気（Koki Akiyoshi）

VUILD株式会社 代表取締役CEO、建築家、メタアーキテクト。

2017年に建築テック系スタートアップVUILDを創業し、「建築の民主化」を目指す。デジタルファブリケーションやソーシャルデザインなど、モノからコトまで幅広いデザイン領域をカバーする。

主な受賞歴にUnder 35 Architects exhibition Gold Medal賞（2019）、グッドデザイン金賞（2020）、Archi-Neering Design AWARD 最優秀賞（2022, 2024）。みんなの建築大賞大賞（2024）、主な著書に『メタアーキテクト―次世代のための建築』（スペルプラーツ）などがある。

スタッフコメント

西村俊貴（Toshiki Nishimura）

建築の素人である施主が自分で自分の家を建てられるデジタル家づくりプラットフォーム「NESTING」事業を担当しています。「NESTING」は、家をもつのにハウスメーカーが決めた家を買うか、設計士に頼んでつくってもらうだけではない、施主自らアプリを使って設計して自分たちでつくるという選択肢です。私は家をつくるという本来楽しいことを、どうしたら建築の素人の施主自身ができるようになるのか、その仕組みを考えています。現場では「どうすればよいのか」と常に問い、トライアンドエラーを繰り返しながらも建築をつくる楽しさを大事にしてくれる人と一緒に仕事ができたらと思っています。

プロジェクト事例写真

（トップ画像＝〈NESTING直島〉Photo: 楠瀬友将）