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造船の過程で発生する木材で家具つくる「瀬戸内造船家具」プロジェクト

PRODUCT2020.06.22

瀬戸内に面し、日本を代表する造船業の町であるた愛媛県今治市では、船の建造過程で職人たちの足場板として使われる木材が、これまでに何千・何万トンと廃棄、あるいは焼却処分されてきました。

同市に本社工場を置く浅川造船と、インテリア・雑貨・家具のセレクトショップを運営するConTenna(愛媛県伊予市)、株式会社オズマピーアール(東京都千代田区)の3社は、浅川造船がケミカルタンカーの建造で使用したあと、廃棄・焼却処分してきた使用済み木材(主に足場板)をリサイクルで活用し、オリジナルの家具を製造・販売する「瀬戸内造船家具プロジェクト」を開始したと発表しました(オズマピーアール 2020年6月22日プレスリリース)。

木材の厚さは50mm。家具だけでなく、床材などへの利用も可能。

「瀬戸内造船家具」スタイリングイメージ

資材提供:浅川造船
設計・製造・販売:ConTenna / 真聖建設
企画:オズマピーアール

「瀬戸内造船家具プロジェクト」では、古材特有の風合いの魅力を活かし、古材に「瀬戸内造船家具」という新しい役割を与えて社会に流通させることで、愛媛県の地場産業を起点に「未来の地球環境」を守る持続循環型社会(サステナブル)への貢献を目指します。

同プロジェクトにおいて、古材から企画・製造した家具は、オンラインマーケットプレイス[iichi]と、ConTennaのストアで販売されます。(en)

オンラインマーケットプレイス [iichi] 瀬戸内造船家具のページ
https://www.iichi.com/shop/contena

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