〈Leica BLK360 G2〉国内受注を開始

計測・測量機器類の製造・販売を行ない、業界のリーディングカンパニーであるライカジオシステムズが、イメージングレーザースキャナー〈Leica BLK360〉の最新・次世代型の超高速レーザースキャナー〈Leica BLK360 G2〉の日本国内での受注を7月28日より開始しました（プレスリリース）。

〈Leica BLK360 G2〉は、リアリティキャプチャ技術を劇的に進化させ、3Dレーザースキャナーユーザーから求められている、スキャン時間の短縮と効率性アップを実現したプロダクトです。
世界各国で数々の賞に輝いたLeica BLKシリーズの革新的な機能を継承し、写真のようにリアルで正確なスキャンデータを、わずか20秒で取得することができます。

製品の特徴
・ボタン1つで操作できるシンプルさ
・慣性計測ユニットが組み込まれた VIS機能により、計測点間のスキャナーの位置をリアルタイムにトラッキングして自動点群アライメント処理を実施
・クラス最高のハイダイナミックレンジ（HDR）パノラマ画像と、毎秒最大680,000点をキャプチャするLiDAR技術を搭載
・VIS機能は、セットアップの合間にスキャナーの動きを追跡して自動的にスキャンを結合し、BLK Live Appを通じて即時にデータ取得のフィードバックを提供
・20秒以内に360度パノラマ画像とフルドームスキャンを撮影
・業界最小、最軽量（現時点）
・USB-CポートとWLANで、高速かつ安定したデータ転送を実現
・本体寸法：直径80mm / 高さ155mm
・重量：0.75kg（バッテリー重量0.85kgを含む）

〈Leica BLK360 G2〉は、前モデル（Leica BLK360）同様に、ボタン1つで操作できるシンプルさと軽量設計で、建築現場での使用や、測量の専門家だけでなく、初めてのユーザーでも簡単に使用することができます。
どのような環境でも素早く設置することができ、中断することなくデータを取得、さらには、データ取得中にリアルタイムにデータの確認や共有を行うことも可能です。最新状態のデジタルツインデータに対しても、リアルタイムでのアクセスが可能とのこと。

同社のプレスリリースによれば、〈Leica BLK360 G2〉は、デジタル世界と現実世界をリアルタイムで融合させることで、スマートデジタルリアリティ（スマートXR）を創造するための基礎を形成します。
同プロダクトに搭載された、新しいスキャン技術と画像処理技術を組み合わせることで、驚くほど速く、高精度なリアリティキャプチャワークフローを実現し、各工程にかかる時間を短縮することができます。ユーザーは、これまでは数日から数週間を要していた貴重な時間を節約できる見込みです。

ライカジオシステムズ 日比孝典代表取締役社長からのメッセージ：
「〈Leica BLK360 G2〉は、時間の節約になるだけでなく、人的ミスを排除して全体の安全性を向上させ、無駄を省くことができます。リアリティキャプチャがあらゆる産業からのニーズに応え、取得したデータの可用性を維持できれば、誰にとっても有益になると確信しています。〈Leica BLK360 G2〉は、公共計画、建築、建設、環境、メディア、エンターテインメントなど、さまざまな用途でリアリティキャプチャの活用を実現するための重要なツールとして、その可能性は無限大です。」

〈Leica BLK360 G2〉詳細・問合せ先
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/laser-scanners/scanners/blk360

BLK360 使用イメージムービー

#Leica BLK YouTubeチャンネル「On-site with the new BLK360」（2022/06/22）