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タカショーデジテックがリサイクルアクリル使用のLEDサインを発売

透過性や色味はそのままで環境にやさしい! LEDサインメーカーの新ラインナップ「Re:SIGN」

PRODUCT2022.10.26

30年以上のLEDサイン制作実績があるタカショーデジテック(本社:和歌山県海南市)から、リサイクルアクリル、水性塗料、鉛フリーはんだを使用して環境に配慮したLEDサイン「Re:SIGN」が2022 年11月1日(火)より販売されます。

LEDは光の直進性が強く、広く明るくすることには向かない光源とされています。
タカショーデジテックはLEDだけでなく、発光面に使用するアクリルや最適な配列にもこだわり、光を最大限に美しく見せるLEDサインの開発を進めてきました。

今回の「Re:SIGN」は材料のアクリルを見直し、環境負荷を減らす材料を採用することで、これまで同様広がりのある発光を維持しながらも「環境にやさしいサイン」を実現。採用への選択肢が広がりそうです。

見た目は変わらず、環境にやさしい光を実現

今回発売されるリサイクルアクリルを使用した「Re:SIGN」は、従来のアクリル使用の製品と比べても、遜色のない透過性や色味を実現しているとのこと。
では、環境に対してどれほどの効果があるのでしょうか。

①リサイクルアクリル使用で温暖化ガスを60%以上削減
原料の50%にリサイクル材を使用。製品製造、輸送、廃棄を含む製品ライフサイクルでの温暖化ガス(GHG)排出量が60%以上の削減となります。

②水性塗料にすることで大気汚染物質を90%以上削減
大気汚染や健康被害の原因である有害ガスのもととされるVOC(揮発性有機化合物)。これまでの塗装で使用されている油性塗料を水性塗料へチェンジすることで、VOC排出を90%以上削減できます。

③結線に鉛フリーのはんだを使用し、水質環境に配慮
鉛は水環境にも人体にも悪影響を与えるとされています。鉛フリーの製品を選択することは水質環境の改善、労働環境の改善につながります。

具体的に、左右2400㎜×天地400㎜のLEDサインを、従来のものと「Re:SIGN」で製作した場合の環境貢献度を見てみましょう。




CO2排出量はブナの木が吸収するCO2に置き換えると6.8本分 ※3


PM2.5や光化学スモッグの原因を90%削減


20gの鉛を安全な水にするために必要な水は2,000t(25mプール約5.5杯分)※7、※8

※1 アクリル25kg想定。CO2 排出量はライフサイクル換算で約5倍
※2 リサイクルでの削減効果は60%として算出
※3 ブナの木1本が年間に吸収するCO2は11kg(独立行政法人森林総合研究所試算)
※4 塗料500g想定。油性塗料は30%が揮発性物質
※5 水性塗料では揮発性物質90%削減可能
※6 はんだを50g使用想定。約4割が鉛成分
※7 25mプール(水深1.2m)の水量は約360t(自社調べ)
※8 日本における鉛の水質基準は0.01mg/L以下(厚生労働省令第101号)

見た目や仕上がりが同じでも、材料を見直すことで明確に環境に貢献することができるとしています。

【対応商品一覧】

以下のタカショーデジテックLEDサインは「Re:SIGN」仕様に対応可能です。



【塗装対応色一覧】

不要になったサインの無料回収で廃棄物の削減も!

オフィスの移転や店舗リニューアルなどで問題となる建材の廃棄については、さまざまな技術やアップサイクル製品も登場してきました。しかし、デザイン性の高いLEDはなかなかリユースしにくいもの。
そこでタカショーデジテックでは、不要になった自社LEDサインの回収も開始。回収された商品はリサイクル、リユースされ、廃棄物削減へつながります。

※ 回収できる製品はデジテック製のサインに限られます

リユース時の組み合わせイメージ

LEDメーカーの技術とこだわりを環境貢献へ

インフォメーションやアナウンス、ブランドロゴといったサインだけでなく、オフィスインテリアデザイン、店舗内装など、デザインの一部として多く採用されているLEDサイン。
美しさや再現度、細さ、薄さ、長寿命などLEDサイン1つとっても選定項目は多岐にわたります。

視認性やデザイン性、経済性だけでなく、環境配慮の点からもLEDサインを選択することができるようになったことは設計者、クライアント双方にとって嬉しい情報です。

「サインカタログ 2023」の請求を!

「Re:SIGN」詳細は2022年11月1日発行の『DIGITEC SIGN カタログ 2023』に掲載されます。
カタログは以下より請求ください(10月26日より2023バージョン)。
https://takasho-digitec.jp/ctlgform/

施工事例を多数掲載

カタログには、飲食店や物販店、美容室、宿泊施設など、さまざまな施工現場の事例が掲載されています。

(以下、掲載ページの一部)

タカショーデジテック

電話:073-484-3618
FAX:073-484-3619
ホームページ:https://takasho-digitec.jp/
E-mail:info@takasho-digitec.jp

『DIGITEC SIGN カタログ 2023』請求:https://takasho-digitec.jp/ctlgform/

 

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