PRODUCT

スタルク、チッテリオらのプロダクトを空間展示したショールーム

ハンスグローエ東京ショールーム「THE WATER STUDIO tokyo」(東京・天王洲)

PRODUCT2024.12.23

ハンスグローエはバスルームやキッチンなど、世界的デザイナーたちとコラボレーションした多くの水回り製品を提供する、1901年にドイツで創業した水栓金具メーカーです。創業から123年、現在は140カ国以上で販売されています。

インハウスではないワールドワイドなデザイナーと協業し、高い技術力で製品のフォルムや使い勝手だけでなく、10種類以上のシャワーモード、水の音まで考慮するなどデザイナーから求められる高度な要望に応え、世界の5つ星ホテルや高級レジデンス、豪華客船「クイーン・メリー2」にも採用されています。

フィリップ・スタルクがデザインした、フラットでシャープなデザインが特徴の「AXOR SHOWER COMPOSITION」「AXOR Suite Basin」ほか(左) / 絹糸のような繊細さとパワフルさのある吐水で水音の静かさにもこだわったhansgroheの新製品「パルシファイ」(右)

ハンスグローエの世界観を体感できる東京・天王洲のショールームがリニューアル

ハンスグローエグループでは、アッパー層向けのデザイナーブランド「AXOR(アクサー)」と、デザインとテクノロジーを追求したプレミアムブランドの「hansgrohe(ハンスグローエ)」を展開しています。今年夏にリニューアルしたショールーム「THE WATER STUDIO tokyo」では、約300㎡の空間を2ブランドに分け、それぞれの世界観を体感できます。

「THE WATER STUDIO tokyo」では総合カタログに掲載している製品の7割を展示

デザイナーのコンセプトで構成するAXORスペース

1993年に創設されたAXORはフィリップ・スタルク、バーバー&オズガビー、アントニオ・チッテリオ、ジャン・マリー・マソー、フェニックスデザイン、パトリシア・ウルキオラ、NENDO、FRONTの8人(組)のワールドワイドなデザイナーとコラボレーションしたラグジュアリーなコレクションです。

フィリップ・スタルクがデザインした製品で構成された空間

リニューアルで新たに増床した約160㎡の空間にAXOR製品を展示。バーバー&オズガビーデザインの「アクサーワン」(トップ写真)、フィリップ・スタルクデザインの「アクサースタルク」、アントニオ・チッテリオデザインの「アクサーチッテリオ」(下部囲み内)、それぞれのコンセプトで構成された3つの空間が目を引きます。各デザイナーによる、シャワー、バス水栓、洗面水栓に加え、洗面ボウルやアクセサリーまで、バスルームをパーフェクトにコーディネートできるラインアップを見ることができます。

また、アクサーブランドでは1製品から好みのカラーに仕上げられる「アクサーフィニッシュプラス」サービスでカスタマイズにも対応しています。ショールームでは、全10色のカラーバリエーションを実際に確認できます。

オーバーヘッドシャワーからキッチン水栓まで、通水して試せるhansgroheスペース

200点以上の製品を展示するhansgroheスペース

明るく開放的なhansgroheスペースには通水設備があり、実際にキッチン水栓やシャワーヘッド、洗面水栓に通水して使用感を確かめることができます。

ボディからシャワーの出るキッチン水栓も実際に吐水して使い勝手を確かめられる

また、「THE WATER STUDIO tokyo」にはラボが併設されており、さまざまな条件を求められるプロジェクトに対応できるよう、水圧や使用感など通水検査が可能な検証設備を備え、多くの設計者やデザイナー、プロジェクト担当者などに利用されています。

プロユーザーから、好みのシャワーモードを確かめたいエンドユーザーまで、まさに「触れて、確かめられる」体感型ショールームです。

ハンスグローエ東京ショールーム「THE WATER STUDIO tokyo」

アントニオ・チッテリオがデザインした製品で構成された空間

所在地:東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー2階
アクセス:東京モノレール線「天王洲アイル」駅 徒歩2分、りんかい線「天王洲アイル」駅B出口 徒歩5分
駐車場:あり(有料) ※台数に限りあり
営業時間:平日10:00~12:00 / 13:00~17:00(要予約)
※ 日曜・祝日は休館。予約時のみ開館

【購読無料】空間デザインの今がわかるメールマガジン TECTURE NEWS LETTER

今すぐ登録!▶
  • TOP
  • PRODUCT
  • GADGET
  • ハンスグローエ東京ショールーム「THE WATER STUDIO tokyo」
【購読無料】空間デザインの今がわかるメールマガジン
お問い合わせ