デンマークの家具&インテリアブランド・オドー・コペンハーゲンが日本上陸

デンマークの家具&インテリアブランド・Audo Copenhagen（オドー・コペンハーゲン）の日本初となるショールームが、東京・六本木にのAXISビル3Fにグランドオープンしました。店舗を構えることで、本格的に日本市場での活動をスタートさせるとのこと[*1]。

オドー・コペンハーゲンは、MENU（メニュー）とby Lassen（バイ ラッセン）という2つのデザインブランドと、コペンハーゲンでショールーム型ホテルを展開しているThe Audo（ジ・オドー）が1つになり、2023年に誕生したブランドです。多彩なプロダクトをラインナップしており、家具、照明器具、インテリア・アクセサリーから空間までを包括的に提案できるのが強みと言えます。

The Audo

オドー・コペンハーゲンの特徴的な世界観は”ソフト・ミニマリズム”。その独自なスタイルを提供するデザインアイテムを多数取り揃え、ブランドを代表するデザイン・コレクションには、近現代を代表する巨匠デザイナーらによるハイエンドかつコンテンポラリーであるという、2つの側面のデザインを備えています。

プロダクトのいくつかをデザインしているのが、コペンハーゲンに拠点を構え、日本でもさまざまなコラボレーション実績があるデザインスタジオ・Norm Architects（ノーム・アーキテクツ）です。この東京ショールームのオープンは、彼らとのパートナーシップによって実現したとのこと。店舗の空間デザインのコンセプトはノーム・アーキテクツが手がけています。

ノーム・アーキテクツ プロフィール：2008年にデンマーク・コペンハーゲンでヨナス・ビエール=ポールセン（中央：Jonas Bjerre-Poulsen）とキャスパー・ロン・フォン・ロツベク（左：Kasper Rønn Von Lotzbeck）により設立。現在はフレゼリク・アレクサンダー・ヴァーナ（右：Frederik Alexander Werner）らを含めた5名のパートナーとスタッフで構成される。インダストリアルデザイン、住宅、商業インテリア、写真撮影およびアートディレクションなど、さまざまな分野で活動中
Norm Architects Website https://normcph.com/

ノーム・アーキテクツのパートナーでデザイナーのフレゼリク・ヴァーナは、今回のショールームオープンについて次のように語っています（Audo プレスリリースより）。

「訪日中に感じたことは、日本人の“こだわり”でした。視覚的に魅惑的なデザインを手掛けるだけでなく、時の試練に耐えるためには、デザインは私たち自身との深いつながりを築かなければなりません。」

ヨアキム・コーンベク・エンゲル＝ハンセン氏とノーム・アーキテクツのフレゼリク・ヴァーナ氏

オドー・コペンハーゲン ブランドディレクター&デザインディレクター / Joachim Kornbek Engell-Hansen（ヨアキム・コーンベク・エンゲル＝ハンセン）コメント
「スカンジナビアと日本のインテリア・デザインは、伝統的な美学、モダンなデザイン理念、機能性、シンプルさ、質の高いクラフツマンシップに影響を受けており、我々にとって最も重要な発展市場のひとつとして、日本での本格的な展開を楽しみにしています。」

AXISビル3Fにオープン

※青山に店舗を移転したルイスポールセン（Louis Poulsen）が2023年10月まで入居していた区画

〈Audo Copenhagen 東京ショールーム〉店舗概要

所在地：東京都港区六本木5丁目17-1 AXISビル3F（Google Map）
TEL：03-3586-5040
営業時間：平日11:00-18:00
休業日：土・日曜、祝日
グランドオープン：2024年2月19日

Audo Copenhagen website
https://audocph.com/

[*1] オドー・コペンハーゲンは、インテリア・デザイン分野における世界最大級のグループであるデザイン・ホールディング（Design Holding）[*2]の一員として、日本での展開はルイスポールセンジャパンのチームによって運営される

[*2] デザイン・ホールディング：“We design for a beautiful
life（美しい生活のためにデザインする）”という理念に基づき、地球・人々・そして文化のためのデザイン活動を行う。現在、B&B Italia、Flos、FENDI Casa、Louis Poulsen、Audo など、ヨーロッパを起源とする9ブランドを展開

※本稿掲載の画像提供：Audo Copenhagen（オドー・コペンハーゲン）