本展は、近年、日本各地で建築公開イベントやガイドツアーといった形式で行われるガイダンスという行為に着目した企画展示です。日本建築学会主催で9月28日より開催中の「建築文化週間2024」のコンテンツの1つとして開催されます。
建築博物館ギャラリーでの展示では、事前に収録した各主催団体へのインタビュー映像のほか、ガイダンスのために制作されたマップやパンフレットなどのツールやその仕組み・技術などもあわせて紹介。さらに、中庭に面したスペースの一部をテンポラリーな建築案内センターとして公開し、港区を中心とした建築や都市空間を巡るための案内も会期中に限り行われます。
関連パフォーマンスとして、若手建築家による「建築をガイダンスする」をテーマとしたイベントも計3回、各所にて開催されます。
最新の情報およびイベントへの参加方法などの詳細は、建築文化週間ウェブサイトや公式SNSを参照。
会期:2024年10月3日(木)~14日(月・祝)
開場時間:10:00-17:00
展示会場:建築博物館ギャラリー内+中庭
所在地:東京都港区芝5-26-20(Google Map)
企画:川勝真一(建築センターCoAK代表理事)、桂川 大(STUDIO 大 / おどり場代表)
出展者:東京建築アクセスポイント、生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪、ひろしまたてものがたりフェスタ、京都モダン建築祭、神戸モダン建築祭、東京建築祭、Local Places、山川 陸、tandem、建築ダウナーズ、津川恵理 ほか
主催:日本建築学会
後援:港区
パフォーマンス 01
建築ダウナーズによる「宮城の木をいっしょに運ぶ」
宮城県の山で伐られた丸太を芝公園から建築会館まで運び入れる。途中の休憩中には建築生産と森林環境とのつながりや現状なども説明される予定。
日時:10月6日(日)10:00-12:00
出発場所:芝公園(詳細は申込後に参加者に通知)
参加方法:下記イベントページから要申し込み
パフォーマンス 02
tandemによる「建築にやさしく絵を置く」
展覧会の会場構成などを手掛ける建築家の佐藤熊弥と、絵描きの奥 誠之による「建築会館に絵を飾る」パフォーマンス。模型を見ながらどこに絵を置くか話し合い、実際に展示する行為を通して、空間をガイドすることの意味を探る。
日時:10月6日(日)14:00-15:00
集合場所:建築会館1F 建築博物館ギャラリー
参加方法:現地集合(予約不要)
パフォーマンス 03
津川恵理(ALTEMY)による都市を〈カンショウ〉する
気鋭の若手建築家による東京の都市のガイダンス。見ること中心の鑑賞から、人とモノが干渉し、また両者の間を緩衝するような体験を生み出すことを目的としている。
日時:10月14日(月・祝)15:00-17:00
集合場所:東京ミッドタウン(詳細は申込後に参加者に通知)
「建築文化週間2024」ウェブサイト 本展案内ページ
https://bunka.aij.or.jp/events/24exhibition/
公式SNS
https://x.com/k_bunka_shukan
https://www.instagram.com/kenchikubunkashukan/
「建築文化週間2024」ウェブサイト 本展案内ページ
https://bunka.aij.or.jp/