カリフォルニア発のスペシャリティコーヒーショップ、VERVE COFFEE ROASTERS JAPAN(ヴァーヴ コーヒー ロースターズ ジャパン)が、今年4月に初の路面店を六本木に、7月には北鎌倉に焙煎所を併設した路面店をオープンしています。
VERVE COFFEE ROASTERS JAPANは、大手資本が入っていないスペシャルティコーヒーブランド。日本1号店は、2016年4月の〈NEWoMan新宿〉の開業と共に、JR新宿駅新南口 NEWoManエキソトにオープンした〈VERVE COFFEE ROASTERS SHINJUKU STATION〉。2号店は、2017年12月に鎌倉・若宮大路沿いに〈VERVE COFFEE ROASTERS KAMAKURA〉をオープンしています。
いずれの店舗も、その立地に沿ったオリジナリティを演出しつつ、根底にあるサンタクルーズ・スピリッツと、心地よい接客、居心地の良さを追求した空間演出が人気となっています。
鎌倉、北鎌倉、六本木の各店舗のデザインを手がけたのは、F.H.C.の代表を務める土屋 豊氏です(新宿の店舗デザインはSalt / 大園貴生氏が担当)。
土屋氏は、大学を卒業後に渡米。ニューヨークの額縁店で額縁職人として3年半勤務。そこで得た木工技術を生かし、帰国後はフリーの内装工として活動。「MAISON KITSUNE PARIS」「Rick Owens」「off-White」「HOUSE Brooklyn」などのファッションブランドのストアやレストランの内装、額縁の制作、オーダーメイドの家具の制作などを手がけ、幅広く活動しています。
〈ヴァーヴ コーヒー ロースターズ 北鎌倉ロースタリー&カフェ〉は、JR北鎌倉駅からほど近い立地。VERVE COFFEE ROASTERS JAPANとして初の焙煎所(ロースタリー)を併設し、同時に日本での焙煎を開始しました。
店内は、ナチュラルウッドを基調にしたインテリア。焙煎機がフロアの中央に設置され、利用者は、コーヒーを味わいながら、目の前で行われる焙煎作業が生み出すフレッシュな香りも一緒に楽しむことができます。
〈ヴァーヴ コーヒー ロースターズ 北鎌倉ロースタリー&カフェ〉
開業日:2020年7月1日
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内1395
営業時間:9:00-19:00
面積:142m²
席数:34席
駐車場:6台
〈ヴァーヴ コーヒー ロースターズ 六本木〉は、六本木交差点から飯倉方面に歩いて5分ほど、アクシスビルの手前に位置しています。向かって右のガラスウォールのビルは、ボートレースのPR拠点〈SIX WAKE ROPPONGI〉です。
店舗も全面ガラス張り、1、2階共に開放感あふれる空間となっています。店舗の横には芝生が広がり、眺められる位置にテラス席を用意しています。
2階席のフロア中央にある植栽は、植物屋「叢- Qusamura -」がセレクトしたショウナンゴム。店舗の内部でも緑に触れながら、コーヒーを味わうことができます。
〈ヴァーヴ コーヒー ロースターズ 六本木〉
開業日:2020年4月1日
所在地:東京都港区六本木5-16-7
営業時間:7:00-22:00(当面の間は7:00-20:00)
席数:78席
面積:約150m²
VERVE COFFEE ROASTERSでは、全店で一杯ずつ丁寧にハンドドリップで提供するスペシャルティコーヒー(常時ブレンドは6種、シングルオリジンも4〜6種)を提供。コーヒーと相性の良いフードメニューも用意しています。
「VERVE COFFEE ROASTERS」で提供されるアメリカンワッフルは、葉山のベーカリーHAYAMA BREAD Clubがオリジナルで粉を開発し、発酵バターでふんわりと焼き上げたもの。そのほか、かぼちゃを練りこんだオリジナルバンズを使用したプレスサンドや、那須のベーカリーKANEL BREADのペイストリーも。
「VERVE COFFEE ROASTERS」では、クラフト、ローカル、オリジナリティを大切にしており、六本木と北鎌倉のストアロゴは、ブルックリンを拠点に活躍するダン・カッサロ(フォントデザイナー)とダン・クリストファーソン(イラストレーター)の2人組アーティスト“ヤングジャークス”が手掛けています。
VERVE COFFEE ROASTERS(ヴァーヴ コーヒー ロースターズ)は、互いに大学の同級生だったコルビーとライアンによって、サーフカルチャー発祥の地と言われるカリフォルニア州・サンタクルーズで2007年に誕生しました。
“FARMLEVEL”(コーヒー農園と街の架け橋)をコンセプトに、世界中の農園から最高品質なコーヒー豆を直接買い付け、サンタクルーズ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、パルアルトのカリフォルニアに直営店を構えます。さらに、多くのホールセールパートナーである飲食店において、丁寧に抽出したコーヒーを提供。また、フェイスブックやテスラ、エアビーアンドビーといった、シリコンバレーを代表するテクノロジーカンパニーでもオフィスのコーヒーを提供しています。
コーヒーが本来持っている、複雑で甘酸っぱいフルーティーな味わいと、種類や産地によって異なる味わいの違いを楽しんでもらいたいという思いから、”COFFEE IS A FRUIT” (コーヒーはフルーツだ)をテーマに、甘く、フルーティーな味わいが際立つ旬のコーヒー豆を選び、特別なコーヒー体験を提供しています。(en)
VERVE COFFEE ROASTERS JAPAN
https://vervecoffee.jp/