1月20日までエントリーを募集中のTECTURE AWARD 2025。昨年は応募総数875作品、総投票数35,173票を記録し、今回も多くの応募作品が集まっています。
TECTURE AWARDの特徴の1つが、「エントリーは無償で賞金が出るアワード」という点です。今年も一般投票によるグランプリ決定など得票数上位入賞者への表彰、スポンサー賞に加え、エントリーテーマ別の特別賞、アンバサダー賞が新設されました。
あらためて「TECTURE AWARD」の流れ、多彩な賞とそれぞれの内容について解説します。
応募作品すべてが一般投票の対象だった昨年のTECTURE AWARDと異なり、今年は各分野の最前線で活躍するアンバサダーが、応募作品の中からプロフェッショナルな視点で複数の作品をセレクトし、コメントを行います。
セレクトされた作品は「ロングリスト」としてコメントとともに特設サイト上で公開され、一般投票(1st Round)へと進みます。投票はロングリストに選定された作品に対して行います。
1st Roundでの得票数により、建築・インテリア部門の得票数上位10作品(合計20作品)、各テーマごと(TECH、SUSTAINABLE、U-35)の上位3作品(合計9作品)の合わせて29作品が、Final Roundに進出します。

Final Roundの一般投票で最も得票数の多かった作品および、建築部門・インテリア部門の各上位3作品に「TECTURE賞」を贈呈します。
また、今年は新しく設定された各テーマ「TECH」「SUSTAINABLE」「U-35」の3テーマごとに、得票数が最も多かった1作品に「特別賞」を、アンバサダーがそれぞれ選定する1作品に「アンバサダー賞」を贈呈します。
賞金総額は前回の350万円から80万円アップした430万円で、賞の種類は以下のとおり(賞金はすべて税込み)。
【TECTURE賞】 7作品
・GRAND PRIX:賞金 100万円(建築・インテリア両部門合わせて一番得票数が多かった作品1点)
建築部門/インテリア部門(グランプリ作品を除き、それぞれの部門で得票数上位1~3作品)
・GOLD:賞金15万円
・SILVER:賞金10万円
・BRONZE:賞金5万円【特別賞】3作品
「TECH」「SUSTAINABLE」「U-35」の3テーマごとに、最も得票数が多かった作品を表彰します。【アンバサダー賞】
それぞれのアンバサダーが最も印象に残った作品を1人1作品選出、表彰します。【スポンサー賞】9社 各3作品/賞金 各10万円
すべての応募作品を対象として、ゴールドスポンサー9社それぞれが自社製品を活用した優れた3作品を選定。最終結果発表とともに発表、賞が贈呈されます。

ゴールドスポンサーがそれぞれ自社プロダクトを採用した優れた空間デザインの3作品を選ぶ「スポンサー賞」。今年のゴールドスポンサーは次の9社です。
● エービーシー商会
● 朝日ウッドテック
● ダイナワン
● ユニオン
● グローエジャパン
● アイカ工業
● 日鉄鋼板
● ミラタップ
● エヌ・シー・エヌ
応募作品にスポンサーメーカーの製品を紐づけてエントリーすることで、スポンサー賞にも自動的にエントリーされる仕組みとなっています。一般投票の結果とは関係なく選定されるので、TECTURE賞や特別賞、アンバサダー賞などと同時受賞する可能性もあります。
今年は万博パビリオンや共用施設など、一般的なアワードの対象になりにくいプロジェクトや作品も受賞の可能性があり、要注目です。また、多様なアンバサダーが選ぶロングリストにも期待が高まります。今年はリアルイベントとして授賞式も初開催予定です!
応募期間終了まで1カ月と迫っている「TECTURE AWARD 2025」。ぜひ、特設サイトから応募してください!
TECTURE AWARD 2025 スケジュール
応募期間:2025年11月21日(金)~2026年1月20日(火)
1st Round 投票期間:2026年2月24日(火)~3月10日(火)
Final Round 投票期間:2026年3月12日(木)~3月27日(金)
結果発表・授賞式:2026年3月31日(火)