東京の地下鉄・東京メトロ銀座線の銀座駅構内に、吉岡徳仁が制作したパブリックアート〈光の結晶〉が設置されます。
〈光の結晶〉は、特殊なファセットを施した636個のクリスタルガラスを集積した光の彫刻です。作品の輝きを設計する際に世界地図を用いており、光で世界を表現しています。クリスタルガラスより放たれた無数の光彩は、ひとつの巨大な光となり、その光には「地球に生きるものとして世界がひとつになる」という平和への願いが込められ、街を行き交う人々に輝きを与え、銀座駅の新しいシンボルとなる作品です。
パブリックアート概要
作品名:〈光の結晶〉
作品制作:吉岡徳仁
サイズ:縦 約1.65、横 約3.5メートル
設置場所:東京メトロ銀座駅B6出口付近
公開日:2020年10月16日(金)
このパブリックアートは、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)が全駅のリニューアルを進めている銀座線のうち、5駅(京橋駅、銀座駅、虎ノ門駅、青山一丁目駅、外苑前駅)において、ゆとりと潤いのある文化的空間の創造を目的に、協賛会社の協賛・寄贈によって順次設置される作品の1つです。計画の概要は今年3月18日に発表されています(以下の順番は同社プレスリリースより)。(en)
京橋駅(3番出口付近)
作品制作:中西信洋
協賛:AGC
銀座駅(B6出口付近)
作品制作:吉岡徳仁
協賛:資生堂
虎ノ門駅(渋谷行ホーム)
作品制作:中谷ミチコ
協賛:森村商事、日本土地建物、野村不動産
青山一丁目駅(渋谷方面改札付近)
作品制作:野見山暁治
協賛:三菱地所、公益財団法人メトロ文化財団
外苑前駅(4b出口付近)
作品制作:山下良平
協賛:伊藤忠商事
銀座線パブリックアート設置に関する東京メトロ プレスリリース(2020年3月18日)
https://www.tokyometro.jp/news/2020/205976.html