イタリアを代表するラグジュアリーブランド、フェンディ(FENDI)は、現代における世界トップレベルの室内楽団「セジョン・ソロイスト(Sejong Soloists)」の才能あふれるヴァイオリニストやミュージシャンとのコラボレーションを通して、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックに直面している世界に向けて、再生に向けた前向きなメッセージを発信するストリーミングイベント「フェンディ ルネサンス – アニマ・ムンディ(FENDI Renaissance – Anima Mundi)」を、2020年6月より開始、YouTube公式チャンネルにて動画も公開しています。
同イベントは、フェンディの拠点であるローマからスタート。2015年より本社を構える〈イタリア文明宮〉[*]での演奏を皮切りに、中国・上海、東京・渋谷の〈スクランブルスクエア〉の展望フロア〈渋谷スカイ〉でも演奏を行っています。
*本社移転完了を発表したLVMHグループのプレスリリース
このほど、4つめの都市となる韓国・ソウルで行われたパフォーマンスの模様が公開されました(フェンディ ジャパン 2020年12月11日プレスリリース)。
会場となったのは、ザハ・ハディド(1950-2016)の設計で知られる〈東大門デザインプラザ(Dongdaemun Design Plaza: DDP)〉。演奏者は、フェンディ2020-21年秋冬コレクションのスーツを着こなしたスリマン・テッカリと、2019-20年秋冬クチュールコレクションのドレスを身にまとったユンエン・カン。ソロ演奏および楽団としても、それぞれで高いパフォーマンスを披露しています。
世界最大の3次元立体設計によるアモルファス建築が有するエレガントな曲線美、このしなやかでバランスの取れたアレンジメントこそが、この建築の歴史的側面から派生する「伝統と未来の共存」という、今回のパフォーマンスを通じてフェンディが世界に伝えたいメッセージであるとのことです。
演奏された曲目は、イタリア人作曲家アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi)作曲の協奏曲集「調和の霊感(L’estro armonico)」より「第3番 RV310」。その模様は、フェンディのYouTube公式チャンネルで公開されている「フェンディ ルネサンス – アニマ・ムンディ」のアーカイブ動画でお楽しみください。(en)
#「Fendi Renaissance – Anima Mundi: Seoul」(2020/12/11)編集部註.会場〈DDP〉
#「Fendi Renaissance – Anima Mundi: Tokyo」(2020/09/06)註.会場は東京・渋谷〈スクランブルスクエア〉展望施設「SHIBUYA SKY」
#「Fendi Renaissance – Anima Mundi: Shanghai Skyline」(2020/07/13)
#「Creativity and Renaissance: #FendiAnimaMundi」(2020/06/21)註.会場はローマのフェンディ本社〈イタリア文明宮 / Palazzo della Civilta’ Italiana〉
「フェンディ ルネサンス – アニマ・ムンディ」の最新パフォーマンスは、公式ウェブサイトおよび公式ソーシャルメディアチャネル@fendiにて配信されます。
#FendiAnimaMundi
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フェンディ(FENDI)https://www.fendi.com/jp/
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