
ザハ・ハディド(Zaha Hadid / 1950-2016)の設計で知られる、韓国・ソウルの〈東大門デザインプラザ(Dongdaemun Design Plaza: DDP)〉にて、「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が4月19日より開催されています。会期は7月13日まで。
©︎ KYUNGSUB SHIN
同展は、日本では東京都現代美術館にて2022年12月から翌年5月まで開催されています。OMA NYを率いる建築家の重松象平氏が空間デザイン(セノグラフィー)を手がけた会場の様子は撮影が可能で、来場者がSNSに投稿するなど大きな話題となりました(83日間の展示期間中の入場者数は281,302人 / 東京都現代美術館 2023年度年報より)。
重松氏は今回のソウル会場でもセノグラフィーを担当しています。
連日満員御礼の「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展 会場レポート&重松象平氏インタビュー:東京都現代美術館のアトリウムを魅惑の”夜会”へと変えた、建築家によるセノグラフィー
本展は、2017年にフランスのパリ装飾芸術美術館から始まった国際巡回展であり、英国・ロンドン、中国・上海および成都、米国・ニューヨーク、カタール・ドーハ、そして東京とスペイン・リヤドにて開催され、それぞれの都市で成功を収めています。
本展では、「レディ・ディオール」の展示スペースにて、韓国のアートシーンを代表するアーティスト、キム・ヒョンジュ、パク・スーニー、ザディ・シャの諸氏らによるオブジェの再解釈が今回初めて行われています。「ディオール レディ アート」プロジェクトでは9点、「レディ・ディオール アズ・シーン・バイ」コンセプトでは17点が展示されているとのこと(LVMHグループ2025年4月29日ニュースリリース、クリスチャン・ディオール 4月30日プレスリリースより)。
©︎ KYUNGSUB SHIN
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展覧会名英語表記:Christian Dior: Designer of Dreams
会期:2025年4月19日〜7月13日
会場:東大門デザインプラザ(DDP)B2Fアートホール1
所在地:281 Eulji-ro, Jung District, Seoul, 韓国(Google Map)
開場時間:11:00-19:00(火曜〜木曜、日曜)/ 11:00-21:00(金・土曜)※入場は各日とも閉館1時間前まで
休館日:月曜
東大門デザインプラザ(DDP)外観
詳細 / DDP Website
https://ddp.or.kr/index.html?menuno=354