現在開催中のドバイ万博2020(Expo 2020 Dubai)。今回も、万博のテーマや各国の最先端の技術や思想を反映したパビリオンが数多くつくられました。
何百を超えるパビリオンの中から、『TECTURE MAG』ではテーマ性や形態のインパクトをもとに11のパビリオンを厳選。
今回は、イタリアパビリオン / CRA-カルロ・ラッティ・アソシエイト、イタロ・ロタ・ビルディングオフィス を紹介します。
【概要】
イタリアパビリオンは、再構成可能な建築と循環型デザインの包括的なビジョンを提唱するサステナブルな建築です。
【注目ポイント】
・200万本のリサイクルペットボトルを使用したマルチメディアファサード
・藻やコーヒーかす、オレンジの皮、砂などを用いた新しい建築材料
・エアコンに代わる気候緩和のための先進的なシステム
・再利用を基本とした構造
・屋根は船体を3つ使用し構成され、期間終了後は船の構造として使うことも可能
「Italian Pavilion at Expo Dubai 2020」CRA公式ウェブサイト
https://carloratti.com/project/italian-pavilion-at-expo-dubai-2020/