2022年3月27日初掲、3月29日内観画像追加
フランス・パリのアイコニックな存在である、ディオール(DIOR)のブティック〈30 モンテーニュ(30 Montaigne)〉が、2022年3月6日にリニューアルオープンしました。
〈30 Montaigne〉は、パリ8区のモンテーニュ・アベニュー30番地にあり、クリスチャン・ディオール(Christian Dior, 1905-1957)が1946年に自身のメゾンを立ち上げ、店を開いた創業の地でもあります。
芸術の都・パリの伝説とも言えるこの”邸宅”は、創業者が没した後も、今日に至るまで、ディオールのコレクションに命を吹き込み、パリのエレガンスとフランスのオートクチュールを象徴する存在へと昇華しています。
2年以上にわたる改装を経て、オープンした〈30モンテーニュ〉は、10,000m²もの広さを誇ります。
今回のリニューアルにより、店内に特別な展示スペース「ラ ギャラリー ディオール(La Galerie Dior)」しつらえられました。
複数のフロアをつなぐ螺旋階段の吹き抜け空間では、エレガントに弧を描く階段を囲むようにして、メゾンを象徴するファッションアイコンが、13のテーマに沿って色彩豊かに散りばめられています。
ナタリー・クリニエール(Nathalie Crinière)がデザインした、この展示で見ることができるのは、クチュリエ(Couturier)であり、調香師でもあった、クリスチャン・ディオールと、6人の後継者たち——イヴ・サン=ローラン(Yves Saint-Laurent, 1936-2008)、マルク・ボアン(Marc Bohan, 1926-)、ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferre, 1944-2007)、ジョン・ガリアーノ(John Galliano, 1960-)、ラフ・シモンズ(Raf Jan Simons, 1968-)、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri, 1964-)らの先見性と言えるでしょう。
この「ラ ギャラリー ディオール」のジオラマでは、ミニチュアドレス452点、3Dプリンターで製作された1422点のピースを含む1,874点の作品がオブジェとなって展開。このうち、3Dプリンタでの製作では約10万時間を費しているとのこと。
クリスチャン ディオール(日本法人)プレスリリース
「ラ ギャラリー ディオール」の設営風景動画
「A creative heritage in color」(2022/03/09 限定公開設定)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000705.000008795.html
〈30 モンテーニュ〉に関する特別なクリエイションの全貌は、Christian Diorの公式YouTubeチャンネル、ポッドキャスト(英語版)などで、さまざまなコンテンツが配信される予定です。
#Christian Dior YouTube「Anya Taylor-Joy Visits La Galerie Dior at 30 Montaigne」(2022/03/11)※ブティック ウォークスルー動画
DIOR Paris 30 Montaigne(Google Map)/ クリスチャン・ディオールの日本語案内サイトはこちら