2022年11月24日初掲、12月3日夜間会場画像11点追加
東京・京橋のBAG-Brillia Art Gallery-(バッグ ブリリア アート ギャラリー)にて、アーティストの松尾高弘氏が率いるルーセントデザインの作品展「Takahiro Matsuo “Light Crystallized”」が11月23日より開催されています。
松尾高弘プロフィール
1979年生まれ、福岡県出身。九州芸術工科大学大学院修了。ルーセントデザイン代表。
映像、 照明、オブジェクト、インタラクションと、美的表現による光のインスタレーションを中心に、自ら制作する映像やライティング、プログラミングなど、多彩な表現やテクノロジーによるアートワークを一貫して手がける。自然界の現象と法則性、イマジネーションによる繊細な光の表現とエモーショナルな作品群によって、都市や商空間のパブリックアート、世界各国のエキシビション、ラグジュアリーブランドのためのアートワークなど、国際的に幅広く展開している(以下の画像3点は代表作)。
LUCENT Website
https://www.lucent-design.co.jp/
本展では「光の結晶化」をテーマに、現象として消えゆく、かたちのない光やその輝きの1つひとつをアート作品として物質化し、可視化します。
白を基調とし、日中は外光も入る展示空間のなかで、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大以降のこの2年の間に制作された数多くの新作と、代表作でもある水と光のインスタレーション〈SPECTRA〉も展示されます。
注目の新作の1つが、世界的にも希少な素材であり、水のような透明度をもつ“クオーツガラス” を使用した大型作品(上の画像)。本展が初公開となります。
本展の会場は19時まで。5,000ケルビンを使った照明計画により、夜間の会場は昼間とはまた異なる景観となるので、その日の天気や時間帯を変えて再訪するのがおススメ。
なお、会場は2つのスペースに分かれ、アートギャラリー「+1」では前述の作品を展示。隣接する「+2」はギャラリーショップとなり、日常に上質な輝きと光のアートを届けるため、松尾が2020年よりスタートしたスタジオ・EMISSION(エミッション)によるプリズムアートの新作などが展示・販売されます。
会期中の11月29日以降の火曜と木曜には、作家によるギャラリーツアーが閉館後、1日2組限定の予約制で開催される予定です(1月10日を除く)。詳細は会場・BAG-Brillia Art Gallery-のウェブサイトを参照。
会期:2022年11月23日(水・祝)~2023年1月22日(日)
会場:BAG-Brillia Art Gallery-
所在地:東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル1階(Google Map)
開館時間:11:00-19:00
休業日:月曜、12月30日(金)~1月3日(火)、1月10日(火)
※1月9日(月・祝)は開館し、翌火曜を振替休
主催:東京建物
企画監修:公益財団法人彫刻の森芸術文化財団
企画制作:ルーセントデザイン
協力:イーストンテック、ベルックス、戸井田工業、シリウス、カラーキネティクス・ジャパン
照明:パナソニック
運営:クオラス
BAG-Brillia Art Gallery-公式ウェブサイト
https://www.brillia-art.com/bag/