AIアルゴリズム・プロダクトの開発などを手掛けている、Deep Vision株式会社は、住宅や工場などの既設の電気・ガス・水道などのメーターの検針を遠隔から可能にする「OCR*式LPWA*自動検針サービス」を2020年6月から販売開始すると発表しました(2020年5月13日)。
*註1.OCR:Optical Character Recognition / 光学文字認識
*註2.LPWA:Low Power Wide Area / 消費電力を抑えて遠距離通信を実現する通信方式
このサブスクリプションサービスは、既設の各種メーターにシステムを後付けすることが可能です。数値を撮影するカメラと、高精度のOCR機能、無線通信機能を組み込んだアタッチメントを同社が提供して取り付け、マイコンに搭載した組込AIエンジンが、メーターから読み取った数値をテキスト化し、データ集計や解析を行います。
電池交換なしで10年の使用が可能で、その間も追加学習やモデルの再配信により、長期にわたって性能を維持します。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大防止対策の影響などによる検針員不足の解消、人為的な記録ミスの防止、巡回点検や設備監視の効率化、エネルギー利用量の可視化など、さまざまな面での効果が期待できます。
料金は1カ月500円から、ワンコインで自動検針を導入できます。
Deep Vision「OCR式LPWA自動検針サービス」 https://ocrcamera.jp/