国内外でまちづくりにつながる事業の企画、設計やリノベーション事業、〈MUJI HOTEL GINZA〉など店舗の運営なども手がけているUDS(本社:東京都渋谷区)が、長野・上田と軽井沢、東京にもショップを構え、北欧の家具や日用品雑貨を取り扱うハルタ(haluta / 本社:長野県北佐久郡軽井沢町)とパートナーシップを結び、ヴィンテージの家具などをサブスクリプション型で提供するサービス「(tefu) vintaging supplies」を2021年3月22日より開始しました(プレスリリース)。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の世界的な拡大により、社会全体がさまざまに変化し、1日のうち長い時間を過ごす居住空間およびリモートワークの拠点としてのオフィス空間への意識が、これまで以上に高まっています。
理想的な心地よい空間へのイメージはあっても、高価な”本物の家具”を揃えるまでにはいたらず、「これが欲しい!」ではなく「とりあえずこれでいい」という選択の結果に囲まれ、暮らしている人々が多いのではないでしょうか。
また、昨今の環境問題なども背景として、モノを所有して消費するのではなく、モノやサービスを分かち合い、未来へとつなげていくことへの人々の意識も高まりつつあります。
このような思いを抱いてきた人々や、社会的な情勢を背景に、プロジェクトとして立ち上がった「 (tefu) vintaging supplies」では、人々がより良い家具が共にある、より豊かな生活の実現へ向けた第一歩をサポート。空間やモノなどを所有して価値を消費するのではなく、分かち合って、未来につなげていくことで手に入れる、自分らしい住まい方を提案します。
掲げるのは、「よいものを分かち合い、使いつなぐことで、空間を、生活を、人生を、より豊かでよいものに」。新しいものだけに価値を置くのではなく、長い時間を経て人々に使われてきたものに改めて目を向け、魅力を見出し、より良いものを皆で共有していく。使い続けることでさらに味わいが出て、愛着も増していく。永く使い続けられる家具に囲まれた、新たな生活の選択肢を、サブスクサービスで提供します。
「(tefu) vintaging supplies」サービス概要
・ユーザ登録無料
・月額利用料:1,000円から(利用は3カ月から)[*1]
公式ウェブサイト:https://www.te-fu.jp/
立ち上げ当初はオンラインでの展開。halutaが見立て、リペアした北欧ヴィンテージ家具を中心に、約40点をラインナップ。北欧家具デザインの礎を築いた巨匠のひとり、ボーエ・モーエンセンやハンス J. ウェグナーのアイテムなどの名作家具も、月額1,500円から利用できます[*1]。
パートナー・haluta 公式ウェブサイト
https://www.haluta.jp/
これらの家具を実際に見て、座り心地などを試すことできるように、期間限定のショールームが東京・代々木上原の複合施設〈tefu yoyogi uehara〉内にオープンします(予約制)。その場で購入し、持ち帰ることも可能です。
住宅だけでなく、飲食店などの店舗、オフィスでの利用も想定しており、「家具のシェアリングサービス」と「空間のシェアリングサービス」の2つの軸で展開していく計画です。さらに今後は、北欧ヴィンテージ家具以外にも、使い込むほどに魅力を増す、世界各地の家具も追加される予定です。
「tefu」の名は、蝶の旧かなづかい「てふ」に由来しています。「蝶が羽ばたけば、はるか彼方で大きな風がふく」と言われるように、1人ひとりの小さな選択や行動(羽ばたき)は、確実にまちに、そして社会に繋がり影響を与えていきます。
UDSでは、この「tefu」を通して、生活者同士が様々な価値を分かち合い、循環させ、深めながら、自分らしい住まい方、生活を実現していくための場やサービスを企画、設計、運営していきます。
期間限定ショールーム「 (tefu) pop-up showroom」
所在地:東京都渋谷区西原3-1-10「tefu yoyogi uehara」内(Google Map)
営業日(予定):2021年4月12日(月)〜16日(金)、5月2日(日)〜9日(日)
営業時間(予定):10:00-18:00
※上記期間に先立ち、以下の日程でプレオープンを予定(営業時間:10:00-18:00)
4月1日(木)、4月5日(月)、4月6日(火)
※開催日・営業時間は変更となる場合あり
※マスクの着用などコロナ対策のための入店規定あり
予約制・下記Webサイトより申し込み
https://www.te-fu.jp/news/popup/