CULTURE

〈渋谷PARCO〉オープン1周年記念企画、伝説のカルチャー誌『relax』が1号限りで復活

CULTURE2020.11.13

藤本壮介建築設計事務所が地下1階のレストランフロア〈CHAOS KITCHEN〉の環境デザインを担当するなど、2019年11月22日のグランドオープン時に話題を集めた〈渋谷PARCO〉が、まもなくオープン1周年を迎えます。これを記念して、伝説のカルチャー誌『relax』が1号限りで復活します。

『relax』は、1996年から2006年にかけて、マガジンハウスから刊行されていた雑誌です(上の画:バックナンバー)。特に2000~2004年に岡本 仁が編集長を務めていた約5年間は、独特の目線でカルチャー、ミュージック、ファッションを切り取った特集や、アートディレクター小野英作による斬新さと普遍性を兼ね備えた誌面を展開。その内容とデザインは、日本のみならず海外でもファンを獲得、今なお高く評価されています 。

『relax』の活動は誌面を飛び出し、人気連載「Our Favorite Shop(アワー・フェイバリット・ショップ)」からは、藤原ヒロシやリリー・フランキーらさまざまなアーティストやブランドとコラボレートした商品の販売や、せきしろによる連載エッセイ「今月のルノアール」はその後、「去年ルノアールで」と改題して単行本化され、2007年にはテレビドラマ化もされています(テレビ東京系 / 主演 星野 源、演出 大根 仁)。

休刊後の2016年には、SUBARUをメインスポンサーとしたムックを雑誌『GINZA』の増刊号として発行(編集長、中島敏子)。「Our Favorite Shop」のページでは、藤原ヒロシのデザインプロジェクトfragment designや、吉田カバンと限定商品を制作し、〈渋谷PARCO〉でPOP UPショップを展開しました。

『relax』に携わったスタッフ、アーティスト
フォトグラファー:ホンマタカシ、大森克己、若木信吾、佐内正史
国内アーティスト:小西康陽、小山田圭吾、NIGO®、GROOVISIONS
海外アーティスト:KAWS、ジェフ・マクフェドリッジ、マイク・ミルズ、スパイク・ジョンズ、ソフィア・コッポラ
コラボレートブランド:Supreme、LOUIS VUITTON、UNDERCOVER、コム・デ・ギャルソン、エルメス

今回の取組は、2016年に、リニューアル前の〈渋谷PARCO〉で開催された『relax』のPOPUPショップの展開や、当時誌面で登場されていたUNDERCOVERやメディコムトイ、ジェームス・ジャービスが〈渋谷PARCO〉でショップ展開や展覧会を行うなど、関わってきたブランドやアーティストとの親和性の高さから実現しました。
誌面でも、高橋 盾(UNDERCOVERデザイナー)、小山田圭吾(ミュージシャン)、小西康陽(音楽家)、宇川直宏(DOMMUNE代表)ら、パルコと『relax』の双方に深い関わりのある人物のインタビューなどを掲載。『relax』のフィルターを通して、〈渋谷PARCO〉や渋谷の街、2020年について特集を組みます。

休刊から14年ぶりとなる本号(vol.117)の制作には、『relax』の元編集長である岡本 仁をはじめ、中島敏子(元『relax』副編集長、元『GINZA』編集長)、横山佐知(元『relax』副編集長、元『GINZA』副編集長)、小野英作(元『relax』アートディレクター)ら、当時の制作メンバーが集結します。

表紙は、Clare Rojas(クレア・ロハス)作の「Untitled」。2017年6月にワタリウム美術館で開催された展覧会で見たクレアの抽象絵画に、岡本氏が衝撃を受けたことから、表紙への起用が決定しました。クレア・ロハスへのインタビュー記事も、今回の特別号の誌面に掲載されます。(en)

『relax』復刊号詳細
発売日:2020年11月13日(金)
価格:1,100円(税込)
判型:A4変型
ページ数:132ページ
表紙アーティスト:「Untitled」(2018)Clare Rojas(クレア・ロハス)
公式instagramアカウント@relaxmag2020

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