CULTURE

「麻布台ヒルズ」プロジェクト概要

森ビルとAmanが提携、〈アマンレジデンス 東京〉と〈ジャヌ東京〉が2023年秋開業

CULTURE2021.02.19

2021年2月19日初掲、2023年3月4日画像更新

2023年の開業に向け、森ビルが都内で進めている大規模都市再生事業「虎ノ門・麻布台プロジェクト」(※2022年12月に名称を「麻布台ヒルズ」と発表)において、世界有数のスモールラグジュアリーリゾートとホテルを擁する「アマン(Aman)」とのパートナーシップに基づく、ブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」と、アマンの姉妹ブランド「ジャヌ東京」の開業予定が発表されました。なお、ジャヌ(Janu[*])はこれが日本初進出となります。
*本稿では森ビルのプレスリリースに準じて「ジャヌ」と表記

「虎ノ門・麻布台プロジェクト」とは、森ビルによる「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の略称です。プロジェクトの概要は、すでに2019年に森ビルが発表しており、同社の公式ウェブサイト上に情報も開示されています。

森ビル「麻布台ヒルズ」

「麻布台ヒルズ」A街区 高さ約330mのタワー全景イメージ、最上層に〈アマンレジデンス 東京〉が開業する ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

「麻布台ヒルズ」プロジェクト全景イメージ ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

両ホテルが入るタワーの高層部のデザインを、アメリカの設計事務所、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PCPA)が担当。低層部デザインはトーマス・ヘザウィック(英国)、商業エリアを藤本壮介がそれぞれ担当します。

森ビル「麻布台ヒルズ」デザイナー・建築家

プロジェクトに参加するデザイナー・建築家

「麻布台ヒルズ」プロジェクトに参画する建築家、クリエーター、デザイナー(敬称略)
タワー外観デザイン
・シーザー・ペリ(PCPA:米国、※故人)
・フレッド・W・クラーク(PCPA:米国)
低層部デザイン
・トーマス・ヘザウィック(Heatherwick Studio:英国)
商業空間デザイン
・藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所:日本)
住宅インテリアデザイン
・グレン・プッシェルバーグ、ジョージ・ヤブ(Yabu Pushelberg:カナダ)
・マルコ・コスタンツィ(Marco Costanzi Architect:イタリア)
・スー・K・チャン(SCDA:シンガポール)
コンセプトワーク
タイラー・ブリュレ(Winkreative:英国)

「虎ノ門・麻布台プロジェクト」(麻布台ヒルズ)の計画区域は、港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目および六本木三丁目の各地内、約8.1ヘクタール(ha)。約6,000m²の中央広場を含む緑化面積は約2.4haに上ります。

森ビル「麻布台ヒルズ」

計画では、緑豊かな広場を中心に、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設(下記・2019年公開のイメージムービーでは「チームラボ」の作品を発表)、病院などが配置されます。

森ビル「麻布台ヒルズ」

森ビルでは「緑につつまれ、人と人がつながる『広場』のような街 “Modern Urban Village”」を開発のコンセプトに掲げ、「暮らす」「働く」「集う」「憩う」「学ぶ」「楽しむ」「遊ぶ」といった人々のさまざまな営みがシームレスにつながる街の創出を目指しています。

 

森ビル「麻布台ヒルズ」

ヘザウィック・スタジオが低層部をデザインする「麻布台ヒルズ」C街区(鳥瞰イメージ) ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

「麻布台ヒルズ」西側エントランス ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

中央広場をのぞむホテルレストラン(イメージ) ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

「麻布台ヒルズ」フードホール(イメージ) ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

オフィス ロビー(イメージ) ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

中央広場(イメージ) ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

延床面積約861,500m²、オフィス総貸室面積213,900㎡、住宅戸数約1,400戸、A街区タワーの高さは約330m、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、開業後の来街者数は年間で2,500~3,000万人を見込むなど、そのスケールとインパクトは六本木ヒルズに匹敵します。本プロジェクトは、森ビルがこれまで手がけた「ヒルズ」で培ったすべてを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」として誕生します。


#森ビル YouTube公式チャンネル:”ヒルズの未来形”「虎ノ門・麻布台プロジェクト」イメージムービー(2019/08/22)

アマンのレジデンスと姉妹ブランドジャヌが開業

「アマンレジデンス 東京」は世界トップレベルの住宅として、A街区の最上部(54階~64階)に誕生します。ホテルブランデッドレジデンスとしてエクスクルーシブなサービスを提供するほか、全91戸の居住者専用の1,400m²もの「アマン・スパ」も備えています。

インテリアデザインには、カナダの気鋭のデザイン事務所、ヤブ・プッシェルバーグ(Yabu Pushelberg)を起用。都心にいながら、アマンのホスピタリティにより、究極の非日常と穏やかさで満たされる生活を提供します。

「アマンレジデンス 東京」施設概要

所在地:東京 虎ノ門・麻布台地区(麻布台ヒルズ)A街区 54-64階
総戸数:91戸
タワーデザイン:ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ
インテリアデザイン:ヤブ・プッシェルバーグ
共用施設:スパ ほか
https://www.aman.com/ja-jp/residences/aman-residences-tokyo

Janu(ジャヌ)

Janu Branded Image

B-2街区の低層部(1-13階)には、モダンで遊び心のあるアマンの姉妹ブランドのホテル「ジャヌ」が日本初進出。サンスクリット語で「魂(Soul)」を表すジャヌは、ユニークなアプローチにより、より人間らしい関わり合いや、個人と社会がよりよく繋がるための「ソーシャル ウェルネス」に重きを置いた体験を提供します。

インテリアデザインにはジャン・ミッシェル・ギャシー(Jean-Michel Gathy)率いるデニストン(Denniston)を起用。緑豊かな中央広場に面した絶好のロケーションに位置する約120室のホテルは、スパトリートメントやジムを備えた国内最大規模となる約4,000m²のスパや、多様なシーンで利用可能な7つのレストラン&バー、カフェを備え、国内外から訪れるゲストを温かなホスピタリティで迎えます。

〈ジャヌ東京〉が麻布台ヒルズに今秋開業、客室総数122室、約4,000m²の都内最大級のウェルネス施設、7つのレストラン&バーがオープン!

「ジャヌ東京」施設概要

所在地:東京 虎ノ門・麻布台地区(麻布台ヒルズ)B-2街区 1-13階
客室数:122室(2023年3月2日発表)
総面積:約21,000m²
標準客室面積:約60m²
スパ面積:約3,500m²
タワーデザイン:ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ
インテリアデザイン:デニストン
共用施設:レストラン、カフェ、バー、スパ、フィットネスジム ほか
https://www.janu.com/

森ビル「麻布台ヒルズ」

「麻布台ヒルズ」A街区 南側 エントランス(イメージ) ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

「麻布台ヒルズ」C街区 東側(神谷町駅側)エントランス(イメージ)デザイン:ヘザウィック・スタジオ ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

森ビル「麻布台ヒルズ」

「麻布台ヒルズ」C街区 商業施設(イメージ) ©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

プロジェクトは2019年8月に着工し、2023年3月31日竣工予定です(※2021年2月発表時点)。

虎ノ門・麻布台プロジェクト(麻布台ヒルズ)夜間全景

©︎ DBox for Mori Building Co., Ltd.

※本稿のテキストおよびビジュアルは、原則として発表当時のものです(掲載後に変更される場合あり)

本稿・初稿の参照元:森ビル公式ウェブサイト プロジェクトページ、2021年2月18日プレスリリース

追記 A街区タワー上棟プレスリリース(2022年4月21日)
https://www.mori.co.jp/company/press/release/2022/04/20220421130010004322.html

追記 名称「麻布台ヒルズ」に決定(2022年12月14日)
https://www.mori.co.jp/company/press/release/2022/12/20221214100000004425.html

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