2021年2月17日初掲、2022年2月3日画像追加
千葉県流山市の大型ショッピングセンター、流山おおたかの森S・Cの新館〈FLAPS(フラップス)〉が2021年3月31日に開業。MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO(マウントフジアーキテクツ / 原田真宏+原田麻魚)が設計・デザイン監修を手がけた建物の外観イメージと施設概要が、東神開発より発表されました(2021年2月16日プレスリリース)。
東神開発は、髙島屋の連結子会社でショッピングセンターデベロッパー。行政などの「街づくりパートナー」として、2004年から、つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン沿線の「流山おおたかの森駅」周辺を開発しています(開発の経緯概要)。
〈FLAPS〉は既存の本館(流山おおたかの森S・C)、流山おおたかの森S・C ANNEX1、流山おおたかの森高架下の商業施設「こかげテラス」と合わせて、南口都市広場を中心とした、駅周辺エリア発展のシンボルとなるような施設を目指します。
さらに、サステナブルな地域社会の発展に向けた取り組みとして、〈FLAPS〉で使用される電力には再生可能エネルギー由来の電力を100%使用します。
流山市と共同で改修を進めている南口都市広場には、緑化に加え、イベントが実施できるステージを新館1階南口エリアに新設。地域密着型の音楽イベントや展示会を行う場所として提供し、今後はマルシェやワークショップなども開催予定です。さらに、新たなコミュニティ「おおたかの森S·Cママズカフェ(仮称)」も発足。街に開かれた施設を目指し、地域活性化につながる新たな賑わいを創出します。
この広場を中心に弧を描くようにして、新館および本館と駅とをつなぐサークル状のウッド(木質)デッキも新館オープンにあわせて開通予定。周辺施設や駅への回遊性を高めます。
新館〈FLAPS〉には、テナントとして、無印良品、ボーネルンドあそびのせかい、Daily Table KINOKUNIYA、Flying Tiger Copenhagenのほか、関東初出店ないし千葉県初出店、S・C初出店の店舗・ブランド店など、計32の専門店が順次オープンします。
東神開発では、この〈FLAPS〉を皮切りに、2022年夏までに3つの施設を開業予定。物販だけでなく、シェアオフィスや子供向けの遊び場などの機能・店舗を拡充し、街の魅力を一層高め、地域活性にもつなげていく計画とのことです。(en)
敷地面積:2,900m²
延床面積:約11,300m²
規模:地上6階・屋上階
※再生可能エネルギー由来の電力を100%使用
設計・デザイン監修:マウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所
施工:フジタ
コンストラクションマネジメント:NTTファシリティーズ
流山おおたかの森S・C 新館 公式ウェブサイト
https://www.otakanomori-sc.com/flaps/