都心の商業施設や公共施設、さらには地方の公園などのデザインを手がけるランドスケープデザイナーの団塚栄喜氏の作品集(アートワークス)が刊行されました。
著者・団塚栄喜(だんづか えいき)プロフィール
風景司 / ランドスケープデザイナー。EARTHSCAPE(アースケイプ)代表。
1963年大分県生まれ。桑沢デザイン専門学校卒業後、環境美術研究所を経て、1999年アースケイプ設立。
主なランドスケープデザインに、西武池袋本店9階屋上「食と緑の空中庭園」(2015)、MIYASHITA PARK(2000)、SIX WAKE ROPPONGI(2020)など。そのほか、大分空港バゲージクレームエリア、台湾台湾雲林県斗六総合運動公園、三井アウトレットパーク台中港など、国内外の大型施設のランドスケープやアートワークも手がける。
2000年〈晴海トリトンスクエア〉で都市景観大賞およびBCS賞、2006年〈ラゾーナ川崎プラザ〉でグッドデザイン賞を受賞。ほか、SDA賞、グリーン・グッドデザインアワード(米国)など。
デザインを通した環境活動「MHCP(メディカルハーブマンカフェプロジェクト)」(2009 / 越後妻有)などのプロジェクトも展開している。
EARTHSCAPE INC.:http://www.earthscape.co.jp/
本書は、風景司の団塚栄喜がこれまで手がけた全仕事の中から、同氏が考える「ランドスケープデザインとは何か」を明らかにするもの。美しいだけではない、さまざまな創意工夫が凝らされた空間・デザインをどのように生み出しているのか? それらの着想や作品に込められた思いなど、団塚栄喜のインスピレーションの軌跡を、作品ビジュアルやコンセプトアート、自身の言葉とともに辿ります。
建築家の坂茂氏と、杉本博司氏と共に新素材研究所を率いる建築家の榊⽥倫之氏のインタビューも収録。
書店販売価格:5,940円(本体5400円+消費税)
電子書籍販売価格:価格4,752円(本体4,320円+消費税)
判型:A4判変
ページ数:304ページ
ISBN:978-4-484-21211-1
発行:2021年5月1日
版元:CCCメディアハウス
詳細:http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2523/