東京・銀座2丁目に〈東京エディション銀座〉が12月12日に開業(プレオープン)しました。
エディション(EDITION)は、マリオット・インターナショナルにおける最高級グレードのホテルブランドで、マリオット・インターナショナルと世界的なホテリエであるイアン・シュレーガー氏とのコラボレーションによって生まれた、上質なラグジュアリースタイルとライフスタイル型のホテルを融合させた最先端のホテルブランドです。
日本国内では、2020年10月20日に開業した国内1号店〈東京エディション虎ノ門〉に続く2店舗めとなります。
銀座のエディションでは、〈東京エディション虎ノ門〉で内装デザインを手がけている隈研吾建築都市設計事務所が再びタッグを組み、設計とインテリアデザインを担当[*1,2]。日本文化の豊かな伝統と、既成概念にとらわれない画期的で前例のないホテルでありたいというエディションのアバンギャルドな願望が、絶妙なバランスで融合したデザインとなっています。
壁面のグリーンとメタルが織り成す格子のファサードで覆われた14階建てタワーの中には、独立したリビングを備えた10室の広々としたスイートから、このエリアのスタンダードルームとしては最大となる41m²以上の床面積を持つエントリーレベルの客室まで、全86室の客室が用意されています。
そのほか、和のテイストを取り入れたモダンブラッスリー、日本で唯一のパンチ(Punch)にフォーカスしたカクテルバーや、銀座初のナチュラルワインバー(季節営業)など革新的なバーが付帯。マリオットのブティックホテルとして、エディションのユニークなエネルギーと洗練性の融合を、これまでラグジュアリーホテルがほとんど進出してこなかった銀座エリアで展開します。
隈研吾氏コメント
「銀座は、世界の最先端と日本の伝統文化が織り成す街です。様々な都市機能が重なり合い、織り込まれています。ヒューマンスケールで歩きやすい街でもある銀座で、『織る』というコンセプトをもとに街全体を織り上げ、さらに世界へと繋げていくための新たなランドマークとして、東京エディション銀座をデザインしました。」(マリオット・インターナショナル ジャパン プレスリリースより)
所在地:東京都中央区銀座2丁目8-13(Google Map)
設計:隈研吾建築都市設計事務所・安藤ハザマ設計共同企業体
施工:安藤・間 東京支店
敷地面積:663.91m²
延床面積:約7654.82m²
構造:地下SRC造・地上S造
階数:地上14階、地下1階
客室数:86室(スイートルーム10室を含む)
付帯施設:レストラン、ロビーバー、ルーフトップバー、フィットネス
着工:2019年6月28日
工期:2019年6月28日~2021年6月30日
竣工:2021年7月7日
開業日(プレオープン):2023年12月12日
〈東京エディション銀座〉ウェブサイト
https://www.editionhotels.com/ja-JP/tokyo-ginza
公式インスタグラム(竣工後の内外観画像多数)
https://www.instagram.com/editionginza/
マリオットインターナショナル プレスリリース
https://news.marriott.com/news/2023/12/12/edition-launches-its-second-act-in-tokyo-with-the-tokyo-edition-ginza
[*1]〈東京エディション虎ノ門〉内装デザイン:隈研吾建築都市設計事務所、ISCデザインスタジオ
[*2]〈東京エディション銀座〉設計・インテリアデザイン:隈研吾建築都市設計事務所・安藤ハザマ設計共同企業体