2020年7月18日初掲
2020年8月26日第2夜開催アナウンス
withコロナ/ afterコロナの社会情勢のなか、ニューノーマルの時代と言われる今、またはこれからの時代の働き方や暮らし方、未来に求められる空間やデザインの行方について、参加者とともに考える連続トークイベントがオンライン(Zoom)で開催されます。
本イベントは、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)とオフィス家具メーカーのイトーキとの共催で開催され、イトーキが昨秋発表・発売したワークチェア〈vertebra03(バーテブラゼロサン)〉のデザイナーである、柴田文江氏がホストを務めます。
〈vertebra〉は、ラテン語で「脊椎」の名を持つワークチェアで、世界的な建築家でデザイナーでもあるエミリオ・アンバス(Emilio Ambasz, 1943-)が設計し、オランダのオープンアーク社とイトーキとの技術提携によって1981年に誕生したプロダクトです。柔軟に脊椎をサポートする背もたれ、前傾機能を装備したシートなど、人間工学と生体力学に基づく先進の機能が搭載された 〈vertebra〉は、当時はまだビニール張りのチェアが主流だった日本のオフィスに、快適性とデザイン性という新しい価値観をもたらしました。
〈vertebra03〉は、この〈vertebra〉を現代にふさわしいオフィスファニチャーへと柴田氏が進化させたもので、座り続けるうちに自然と正しい着座姿勢へと導かれる機能を維持したまま、これまでのオフィスチェアにはない柔らかなカラーリングと、幅広いバリエーションを展開し、リビングワークにもしっくりと馴染むチェアとなっています。
この〈vertebra03〉のデザイナーである柴田氏が、各回のゲストとともに、「働く」と「暮らす」を越境するデザインについて考えていきます。
第1回のゲストは、〈vertebra03〉のコンセプトにもなった「生きるように働く」というワードの生みの親でもあるナカムラケンタ氏。「働く」こと「暮らす」こと、そして「生きる」ということについて、両氏のトークが展開されます。司会は編集者の柴田隆寛氏(Kichi主宰)が務めます。
各回とも聴講は無料、Peatixのイベント案内ページからの申し込みが必要です。(en)
【SPBS × ITOKI “vertebra03” Presents】
「働く」と「暮らす」を越境するデザイン思考講座「フミエの部屋 FUMIE’S LABO」
第1回テーマ:「生きるように働く」を考える
ホスト:柴田文江(プロダクトデザイナー・デザインスタジオエス代表)
ゲスト:ナカムラケンタ(日本仕事百貨代表・株式会社シゴトヒト代表取締役)
日時:2020年7月29日(水)20:00-21:30(オンライン配信)終了、満員御礼
第2回: これからの未来にデザインができること
ホスト:柴田文江
ゲスト:二俣公一(デザイナー、CASE-REAL代表)
日時:2020年8月26日(水)20:00-21:30(オンライン配信)
第3回:時代に求められる建築のカタチ
ホスト:柴田文江
ゲスト:工藤桃子(建築家、MMA inc.代表)
日時:2020年9月9日(水)20:00-21:30(オンライン配信)
peatix イベント案内ページ:https://spbs20200729.peatix.com