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「ガウディとサグラダ・ファミリア展」東京国立近代美術館

サグラダ・ファミリア聖堂に焦点をあて、稀代の建築家の創造の源泉を探る大規模展【読者プレゼントあり】

スペイン・カタルーニャ地方に生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)。サグラダ・ファミリア聖堂をはじめとする彼が手がけた建築作品は、バルセロナ市内にまとまった数で現存し、それらの多くがユネスコの世界遺産に登録されていることでも知られています。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

〈ガウディ肖像写真〉1878年、レウス市博物館

ガウディとサグラダ・ファミリア展

サグラダ・ファミリア聖堂、2022年12月撮影
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

東京、滋賀、愛知の3会場で開催される今回の展覧会は、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリア聖堂に焦点を絞った展示で構成されているのが最大の特徴です。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

サグラダ・ファミリア聖堂、2023年1月撮影
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

本展では、100点を超える図面、模型、写真など、スペイン内乱による破壊・欠損からの復元も行われた貴重な資料から、サグラダ・ファミリア聖堂の建設のプロセスと、稀代の建築家の建築思想と造形原理などを明らかにしていきます。
NHKが撮影した最新の映像も加えて、ガウディ建築の豊かな世界を紹介する大規模展です(会期中、一部展示替えあり)。

会場構成
1章 ガウディとその時代
2章 ガウディの創造の源泉
2-1 歴史:建築のオリエンタリズム
2-2 歴史:リバイバル建築
2-3 自然:生命のフォルム
2-4 自然:大地の浸食造形
2-5 自然:釣り合いの法則
2-6 幾何学:建築家は幾何学者
3章 サグラダ・ファミリアの軌跡
3-1 ガウディ以前:聖堂前史
3-2 ガウディの時代
3-3 ガウディ以後
4章 ガウディの遺伝子

会場は4章立ての構成です。導入部となる第1章「ガウディとその時代」では、ガウディが建築家になるまでを、同時期にヨーロッパの各都市で開催されていた万国博覧会に紐付けて辿っていきます。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

アントニ・ガウディ〈クメーリャ革手袋店ショーケース、パリ万国博覧会のためのスケッチ〉1878年、名刺の裏、レウス市博物館

バルセロナ市内に現存するガウディ作品(共作を含む)、サグラダ・ファミリア聖堂をはじめ、カサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラに見られる独創性は、西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、さらにカタルーニャ地方の歴史や風土など、自らの足元を深く掘り下げることで、時代や様式を横断した革新的な表現に到達したと考えられます。第2章では、歴史、自然、幾何学の3つのポイントから、ガウディ独自の建築様式の源泉を6つのセクションで辿っていきます。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

アントニ・ガウディ〈植物スケッチ(サボテン、スイレン、ヤシの木)〉1878年頃、レウス市博物館

第3章はサグラダ・ファミリア聖堂の章。ガウディが聖堂の設計者に就任した1883年から、交通事故で亡くなる1926年までの軌跡を追います。

最初の「ガウディ以前:聖堂前史」のセクションでは、同聖堂建設計画における初代の建築家、フランシスコ・デ・パウラ・ビリャ―ルによる計画案が紹介されており、2代目建築家をガウディが引き継いだ時期に、ほぼ現在の姿がイメージされている外観スケッチとのデザインの違いに驚かされることでしょう。

ガウディの設計手法は、図面のみならず、膨大な数の模型をつくることで構想を練り上げていきました。その独自の制作方法を、復元された貴重な模型資料などから読み解いていきます。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

〈サグラダ・ファミリア聖堂、全体模型〉2012-23年、制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室、サグラダ・ファミリア聖堂
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

ガウディとサグラダ・ファミリア展

〈サグラダ・ファミリア聖堂、身廊部模型〉2001-02年、制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室、西武文理大学 photo:後藤真樹

ガウディとサグラダ・ファミリア展

サグラダ・ファミリア聖堂内観
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

ガウディとサグラダ・ファミリア展

サグラダ・ファミリア聖堂受難の正面、鐘塔頂華
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

さらに本展では、ガウディが残した彫刻作品も展示されます。サグラダ・ファミリア聖堂の「降誕の正面」を飾る彫像も自ら手掛けるなど、建築・彫刻・工芸を融合する総合芸術志向にも光があてられるのが、本展の特徴です。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

アントニ・ガウディ〈サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:女性の顔の塑像断片〉1898-1900年、サグラダ・ファミリア聖堂
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

「ガウディ以後」のセクションでは、ガウディの遺志を引き継いだ1人である、現代の名工の仕事を紹介。サグラダ・ファミリア聖堂主任彫刻家を務める外尾悦郎(1953-)の作品も展示されます。

ガウディとサグラダ・ファミリア展

外尾悦郎〈サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち〉サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面に1990-2000年に設置、作家蔵 写真提供:株式会社ゼネラルアサヒ

ガウディとサグラダ・ファミリア展

〈サグラダ・ファミリア聖堂、マルコの塔模型〉2020年、制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室、サグラダ・ファミリア聖堂
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

また、本展の開催にあたり、NHKが全面協力。NHKがこれまでに撮影した高精細映像やドローン映像を用いて、肉眼では捉えられない視点でサグラダ・ファミリア聖堂の壮麗な空間を、空中を散歩するかのように体験するコンテンツも用意されています。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」開催概要

会期:2023年6月13日(火)~9月10日(日)
※会期中、一部展示替えあり
会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
所在地:東京都千代田区北の丸公園3-1(Google Map
開館時間:10:00-17:00(金・土曜は20:00まで、入館は各日とも閉館の30分前まで)
休館日:月曜(7月17日を除く)、7月18日(火)
問い合わせ先TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
主催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
共同企画:サグラダ・ファミリア贖罪聖堂建設委員会財団
後援:スペイン大使館
協賛:SOMPOホールディングス、DNP大日本印刷、YKK AP
協力:イベルドローラ・リニューアブルズ・ジャパン
会場空間デザイン:YSLA Architects

ガウディとサグラダ・ファミリア展

本展ポスタービジュアル

展覧会公式ウェブサイト
https://gaudi2023-24.jp/

巡回スケジュール
滋賀会場:2023年9月30日(土)~12月3日(日) 佐川美術館
愛知会場:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日) 名古屋市美術館


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受付期間:掲載から6月25日(日)まで ※終了
※応募者多数の場合は抽選
※結果発表:チケットの発送をもって了(個々の問合せには対応しません)
※発送完了後、都道府県を除く住所情報は削除し、データとして保有しません


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