気象庁より、2021年3月14日(日)に東京における桜の開花が発表されたことにあわせて、東京タワーでは、3月14日限定のライトアップ「桜開花宣言ダイヤモンドヴェール」を実施、同日の日没より24:00まで点灯しました。
1夜限りで実施されたのは、ピンクとホワイトの光が散りばめられた、鮮やかな桜をイメージさせるライトアップ(上の写真)。
なお、当初の予定では、3月14日(日)は「ホワイトデーダイヤモンドヴェール」が点灯される予定でしたが、内容が変更されています。
2020年に実施されたそのほかのライトアップイベント開催時(下の写真)と比べると、それぞれに微妙に色と光が異なるのがわかります。
東京タワーのライトアップは、石井幹子デザイン事務所が照明デザインを手がけていることで知られています。
定番ライトアップ「ランドマークライト」は、180個のライトで構成され、夏は「メタルハライドランプ」と呼ばれるシルバーライト、冬は「高圧ナトリウムランプ」と呼ばれる温かみのあるオレンジ色のライトを使用しています。
1989年1月より実施されている定番の点灯に加えて、令和元年からは新しいライトアップ「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」が実施されています。
階層が17段ある塔体に散りばめた268台のLEDライト1つひとつの光が多様に変化し、12カ月のイメージにあわせた季節のカラーで、30分毎にカラーのデザインが入れ替わる照明デザインで、さらに毎正時には、トップデッキ上部の「ダイヤモンド・ティアラ」とメインデッキ上部の「ダイヤモンド・チョーカー」が、ピュアホワイトの光で煌めきます。
「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」の点灯は原則として月曜限定、日没から20:00までとなっています[*]。(en)
*東京タワー公式Webサイトより
東京タワー公式Webサイト
https://www.tokyotower.co.jp/