日本空間デザイン賞(KUKAN OF THE YEAR)は、2019年に誕生した、日本で唯一かつ最大級の空間デザインアワードです。国内外の優秀なデザイナーや、卓越したデザイン作品を発掘し、評価をすることを目的としています。
2021年度 KUKAN OF THE YEAR 2作品
賞の種類は、2次審査にノミネートされた「Longlist」と、続く3次審査にノミネートされた「Shortlist」に加え、応募枠の11カテゴリーからそれぞれ選定された「金・銀・銅賞」があり、さらに、このうち金賞作品から、グランプリに相当する「KUKAN OF THE YEAR 2022 / 日本経済新聞社賞」が選出されます。
このほか、サステナビリティ(持続可能性)への考慮が特筆すべきプロジェクトに対して、「サステナブル空間賞」が贈られます。
昨年に引き続き、ドイツのiF International Forum Design GmbHが運営する、「iF Design Award」とパートナーシップ契約を締結する予定で、これにより、「日本空間デザイン賞2022」応募者のうち、前述の「Shortlist」受賞者は、「iF Design Award 2023」への応募登録費用が特典として免除されます。iF Design Award のプレセレクションも免除され、ファイナリストとして、「iF Design Award」最終審査に参加することが可能になります(詳細は後日発表予定)。
受付期間(日本時間):2022年4月1日(金)10:00開始、5月16日(月)23:00まで
応募対象作品:展示系、商業系、オフィス、住宅など、全11カテゴリー
問合せ先:日本空間デザイン賞 応募事務局(JDN内 / 平日10:00-17:00)
ロゴマーク デザイン:北川一成(GRAPH)
最終・3次審査員:
野老朝雄(美術家)、山本尚美(資生堂 チーフクリエイティブオフィサー、資生堂クリエイティブ 代表取締役社長)、渡邊康太郎(Takram コンテクストデザイナー、慶應義塾大学SFC特別招聘教授)、官浪辰夫(デザインコンサルタント)、湯澤幸子(インテリアアーキテクト、多摩美術大学教授)、上條昌宏(『AXIS』編集長)、遠山正道(スマイルズ代表取締役社長)、アストリッド・クライン (Astrid Klein / クライン ダイサム アーキテクツ、建築家)、森井良幸(カフェ代表、インテリアデザイナー)、東 利恵(東 環境・建築研究所代表取締役、建築家)
主催:一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD)、一般社団法人日本空間デザイン協会(DSA)
後援:国土交通省、日本貿易振興機構、日本経済新聞社(予定)
詳細・特設サイト
https://kukan.design/
[編集部より]
2022年3月23日の要項発表時点では、3次審査の審査員を、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫氏(橋本夕紀夫デザインスタジオ代表)が務めることが予定されていました。この度の橋本氏の訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。