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【終了】スタジオ・ムンバイを率いるビジョイ・ジェイン氏が「美濃の土」にフォーカスしたインスタレーションを都内で披露
MINO SOIL “Archaeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

MINO SOIL と、インド・ムンバイを拠点に活動する建築設計事務所、スタジオ・ムンバイを率いるビジョイ・ジェイン氏による、「美濃の土」にフォーカスしたインスタレーションが東京都内で披露されています。

ビジョイ・ジェイン氏(建築家、スタジオ・ムンバイ代表)

ビジョイ・ジェイン氏(スタジオ・ムンバイ代表)photo: courtesy of Studio Mumbai

Studio Mumbai(スタジオ・ムンバイ)プロフィール:
インドのムンバイを拠点に活動する、ビジョイ・ジェイン(Bijoy Jain / 上の画・右)率いるスタジオ・ムンバイ。その建築の特徴は、人の「手の力」を取り入れるところにある。彼らが創り出す空間は人、生き物、環境全てに配慮があり、どこか日本人の精神と通づるものが感じられる。また、多数の職人が事務所のメンバーとして所属し、独自のスタイルで建築をつくり上げることで知られている。2012年にTOTOギャラリー・間で企画展「スタジオ・ムンバイ展 PRAXIS」開催。2018年には日本での初めてのプロジェクトとなる複合宿泊施設〈LOG(ログ)〉を広島県尾道市にて手がけている。

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

MINO SOILは、日本で最も陶磁産業の盛んな地域の1つとして知られる、岐阜県・美濃の土の可能性に着目し、デザインを通じて発信を行う新しいブランドです。

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

美濃のやきものの特徴は、伝統ある美濃焼の芸術作品から、日常のスタンダードになっている食器、さらには、建築やインフラのためのタイルやファインセラミック製品まで、知られざる幅広い領域をカバーしています。こうした産業が発達してきた根幹には、美濃で採れる土のすばらしさがあるのです。

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

今から500万〜200万年前、美濃地方一帯は、東海湖と呼ばれる巨大な湖の底にありました。そこに、周辺地域で風化した花崗岩などの成分が粘土となって流れ込みます。長大な時間の中で生成した湖底の粘土層は、深く堆積し、熟成していきました。その後の土地の隆起で地表付近に現れた、多様にして豊かな土と、森林や水系に恵まれた自然環境が、美濃のものづくりの背景となっています。

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

美濃地方ではさらに、土の成分を緻密に調合し、用途ごとに最適の陶土とするノウハウが発達。原料のポテンシャルを創意工夫により引き出し、1300年もの昔から世界有数の陶磁文化をつくり上げてきたのです。

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

「MINO SOIL」は、この美濃が有する土の可能性を、デザインを通じて発信するブランドです。
クリエイティブ・ディレクターを務めるのは、東京とチューリッヒを拠点とするクリエイティブ・ディレクターのダヴィッド・グレットリ(David Glaettli)氏。2021年のブランド立ち上げにあたり、次のように語っています。

ダヴィッド・グレットリ(クリエイティブ・ディレクター / Glaettli Design Direction)

photo: Kenta Hasegawa

「わたしたちの生活の中には、陶器製のものがたくさんあります。でもわたしたちは、それが“土”からできているということを普段あまり意識していないように思います。美濃の地域には鉱山がいくつかあります。いくつかの鉱山では今も陶磁器製作用の粘土を作るための原材料である土を採掘しています。この地域ならではの土の特性や、土を採掘し粘土にする技術など、陶磁器製造が1300年続く美濃には蓄積された多くの知識や技術がありますが、あまり広く知られていません。時代とともに、大量に安価で安定した質の製品の需要が高まる中で、そのものづくりを支える土の存在は影を潜めてしまっていたのです。MINO SOILは美濃を拠点にものづくりを行なっていくブランドですが、原点であり大切な資源である”土”に対する認識を高めることからスタートしたいと考えます。」ー ダヴィッド・グレットリ(クリエイティブ・ディレクター)

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

photo: Yurika Kono

ローカルの土を使ってローカルの人々がつくるのは、ホームユースから商業施設や公共施設まで幅広いニーズに応えるインテリアプロダクト。時代を超える魅力と美しさをそなえたプロダクトは、美濃のつくり手と世界をつなぎ、土についての意識を変えていくことでしょう。そのために、資源の貴重さを心に刻み、確かな世界観をもつデザイナーと手を組んで、今までにないものづくりを発展させていきます。
また、素材を循環させる技術の開発をはじめ、環境面の課題にも取り組みます。
これは、地球からの恵みである土と、持続するライフスタイルを結びつける、新しい試みなのです。

その第一弾が、このたび披露される、スタジオ・ムンバイを率いるビジョイ・ジェイン氏とのコラボレーションになります。

MINO SOIL “Archeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

会場:「441」

MINO SOIL
“Archaeology of Mino” in Collaboration with Studio Mumbai

会期:2021年6月8日(火)〜13日(日)
開場時間:8日12:00-17:00 / 9日12:00-20:00 / 10〜12日10:00-20:00 / 13日10:00-17:00
会場:「441」
所在地:東京都渋谷区神宮前5-12-1Google Map
入場料:無料(予約制、下記Peatixページより申し込み)
https://minosoil-exhibition-vol1.peatix.com/

MINO SOIL 公式Webサイト
https://minosoil.jp/ja/

左:ダヴィッド・グレットリ / 右:ビジョイ・ジェイン氏

左:ダヴィッド・グレットリ(photo: Kenta Hasegawa) / 右:ビジョイ・ジェイン氏(photo: courtesy of Studio Mumbai)

関連イベント
AXIS Forum「原点回帰」vol.04

登壇:ビジョイ・ジェイン(スタジオ・ムンバイ)、ダヴィッド・グレットリ、ダヴィッド・グレットリほか
日時:2021年6月8日(火)19:00-20:15
会場:オンライン(Zoom / 本会場とインドを結びライブ配信)
主催:AXIS
協力:MINO SOIL
聴講料金:無料(但し、Peatixにて要予約)
詳細:下部・関連リンク参照
https://mag.tecture.jp/event/20210602-30000/

※COVID-19(新型コロナウイルス感染症)予防の観点から、上記の開催内容が変更となる場合あり

本展関連トークイベント

COMPETITION & EVENT2021.06.02
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