「大規模木造の可能性と取り組み」と題したセミナーが、2021年7月12日(月)にオンライン(Zoom)にて開催されます。
主催は、株式会社エヌ・シー・エヌ(代表取締役社長:田鎖郁男、以下:NCN)。同社が手がけた大規模木造建築の最新事例をまとめたガイドブック「WOODEN STRUTURE GUIDEBOOK」の発刊を記念して開催されるもので、さまざまな用途で増えつつある、大規模木造建築への知見をさらに広めることを目的とした講演会です。
基調講演に登壇するのは、建築家の原田真宏氏(マウントフジアーキテクツスタジオ主宰)。原田氏は今夏、島根県・隠岐諸島に展開する隠岐ユネスコ世界ジオパークの中心的な施設となるジオホテル〈Entô(読み:エントウ)〉の開業を7月1日に控えており、CLT(Cross Laminated Timber / クロス・ラミネイティド・ティンバー)を使った建築が話題となっています。
基調講演では、これまでに原田氏が手がけた木造建築のプロジェクトや、それらを成功に導くプロセス、コストの考え方などについてレクチャーする予定です。
続いて、実務セミナーとして、NCN特建事業部長の福田浩史氏(株式会社木構造デザイン 代表取締役社長)が、豊富な実例をもとに、より具体的に、今後の大規模木造建築への取り組みについて解説します。
数ある工法の中から木造を選択するメリット、実際の建築現場では何が起きているのか、また完成後にはどのような結果をもたらすのかなど、本セミナーはこれから大規模木造建築を検討するすべての設計者や事業者、関係者に役立つ、実践的な内容を予定しています。
原田真宏氏プロフィール:
1973年静岡県生まれ。芝浦工業大学大学院修士課程修了。隈研吾建築都市設計事務所、文化庁芸術家海外派遣研修員制度でスペイン・バルセロナのホセ・アントニオ&エリアス・トレースアーキテクツ、磯崎新アトリエを経て、2003年に建築家の原田麻魚氏と共にマウントフジアーキテクツスタジオ(MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO)を設立。2008年より芝浦工業大学工学部建築学科准教授。2017年より同大学建築学部建築学科教授。福田浩史氏プロフィール:
1999年三重大学大学院工学研究科・建築学専攻・修士課程修了。同年4月に熊谷組入社、構造設計部配属。主に鉄筋コンクリート造や鉄骨造の高層マンション、店舗設計など大型建築物の構造設計を担当する。
2002年6月よりエヌ・シー・エヌに勤務、2017年4月執行役員・特建事業部長に就任。2020年6月取締役執行役員特建事業部長に就任。2020年2月より木構造デザイン代表取締役社長を兼務。
セミナー参加特典として、NCNが発刊した木構造ガイドブック「WOODEN STRUTURE GUIDEBOOK」が参加者全員にプレゼントされます。「いざ!大規模木造へ」と題した同書は、原田氏へのインタビュー、最新の用途別・大規模木造建築の事例、大規模木造に関するQ&Aなどを全60ページにわたり収録した1冊です。(en)
開催日時:2021年7月12日(月)13:00-15:00
タイムスケジュール(講師敬称略):
基調講演 13:00-14:00
講師:原田真宏(建築家・マウントフジアーキテクツスタジオ共同主宰・芝浦工業大学教授)
休憩 14:0014:10
実務セミナー 14:10-15:00
講師:福田浩史(NCN取締役執行役員特建事業部長、木構造デザイン代表取締役社長)
会場:オンライン(Zoomを使用)
定員:400人(先着順に受付)
参加費:無料
参加方法:下記URLより要申し込み
https://bit.ly/2RLsaUs
https://zoom.us/webinar/register/WN_8QVsTrE7QLKb-h26VP2EnQ
主催:株式会社エヌ・シー・エヌ(NCN)
共催:株式会社木構造デザイン
詳細・NCNプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000004739.html