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永山祐子氏がイメージデザインを手がけた新宇宙港構想「スペースポートIBARAKI」が茨城県の宇宙ビジネス支援コンテストで準グランプリに

茨城県といばらき宇宙ビジネス創造コンソーシアムが先ごろ開催した、宇宙ビジネスにチャレンジする企業・個人を支援する目的としたピッチコンテスト「IBARAKI Next Space Pitch」[*](概要後述)において、地元・茨城の宇宙ベンチャーに協力し、建築家の永山祐子氏(永山祐子建築設計主宰)がイメージデザインを担当した案が、準グランプリを獲得(2件のうちの1件)。受賞者であるスペース・バルーン社が、2021年2月17日のプレスリリースで、コンセプトイメージを含めて構想内容を公表しました。

スペース・バルーン社は、「宇宙と人類の新しい「つなぐ」を創造する企業になる」をミッションに掲げ、2020年3月に起業した宇宙ベンチャー(本社:茨城県水戸市)。
主な事業として、今回の構想にも盛り込まれているスペースバルーン有人宇宙飛行開発事業や成層圏トランスポート事業(HATBA[ハトバ]: High Altitude Transport BAlloon)をはじめ、宇宙映像撮影事業、防災気球開発事業、さらには宇宙港(スペースポート)も視野に入れ、”茨城発”の宇宙事業を展開していく計画です。

スペース・バルーン「スペースポートIBARAKI宇宙港」コンセプトイメージ(デザイン協力:永山祐子)

スペースポートIBARAKI宇宙港 エントランスイメージ

同コンテストにおいて、スペース・バルーン社は、従来の”宇宙港”に想像されるような、ロケット輸送を中心としたものではなく、同社のコア事業である「HATBA、成層圏・高高度輸送気球システム」の未来構想として、自然の力を借りて飛翔し、成層圏と地上とを行き来する、コントロール可能な大型ガス気球での運航を想定しています。

宇宙港の仮サイトとして、地元・茨城の大洗港沿岸、大洗サンビーチを設定。新しい宇宙港である「スペースポートIBARAKI」を、自然と調和し、一体となった、こちらも従来のイメージを覆す新しい宇宙港のすがたを永山氏がデザイン。審査の結果、スペース・バルーン社の構想案が準グランプリに選ばれたものです。

スペース・バルーン「スペースポートIBARAKI宇宙港」コンセプトイメージ(デザイン協力:永山祐子)

スペースポートIBARAKI宇宙港の成層圏気球(有人飛行)発射場

コンセプトイメージ(テキスト):太平洋の大海原に向かう大洗港、大洗サンビーチ。豊かな緑に覆われ、三日月形の弧を描く宇宙港桟橋の真ん中には、20人乗りの大型旅客キャビンを吊るす大気球が出発を待っている。晴れ渡った空に海からの心地よい風と、子供たちの大歓声が交じり合い、搭乗する人、ビーチから、桟橋から、地上から、ホテルの窓からと宇宙港の様々な施設から見送る人の、それぞれの宇宙への夢を乗せて、自然の大いなる力を借りて今まさに成層圏旅行へと飛び立とうとしている。

スペース・バルーン「スペースポートIBARAKI宇宙港」コンセプトイメージ(デザイン協力:永山祐子)

大洗港沿岸に位置するスペースポートIBARAKI宇宙港(夜明け前)

「スペースポートIBARAKI」およびスペース・バルーン社の詳細は、同社のウェブサイトを参照してください。「VIEW MORE」をクリックすると、今回の受賞を発表したプレスリリースを確認できます。

スペース・バルーン 公式ウェブサイト
https://www.spaceballoon.co.jp/

なお、グランプリはTOWING(愛知県名古屋市)が受賞(同社 2月12日発表、もう1件の準グランプリはElevationSpace(宮城県仙台市)が受賞しています(同社 2月14日発表
この上位3件の受賞者には、メンタリングサポートや、来年度の県支援事業での優遇措置などが用意されています。(en)

「IBARAKI Next Space Pitch」開催概要
主催者メッセージ
近年注目を集める宇宙産業では,従来の大型ロケット・人工衛星の開発製造に代表される官需中心の市場から,民需による新たな動きが台頭しつつあります。

しかしながら,宇宙ビジネスはフロンティアであるがゆえに未だ黎明期であることから,関係団体とのネットワーク構築や,企業等とのビジネスマッチングを効果的に行うことで事業を発展させていくことが重要になります。

そこで茨城県では,宇宙ベンチャーや中小企業に対し,大企業において宇宙関連事業に携わるキーマンや研究者を審査委員とするピッチコンテスト「IBARAKI Next Space Pitch」を開催し、当該コンテストでの登壇者を募集します。

受賞者には県からの支援優遇措置を講じるほか,審査委員や登壇者,参加者によるネットワーキングの場とすることで,新たな宇宙プロジェクトや連携体制の構築,ひいては宇宙ビジネスでの茨城県のプレゼンス発揮を目指しますので,御関心がありましたら是非御申請ください。

開催日時:2021年2月10日 19:00-21:00(終了しています)
会場:オンライン(Zoom)※アクセスURLは別途御連絡します。
主催:茨城県、いばらき宇宙ビジネス創造コンソーシアム
登壇者:募集は5社程度
審査委員:原田正行(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構[JAXA]新事業促進部 事業推進課長)、松本紋子(ANAホールディングス デジタル・デザイン・ラボ 宇宙事業化プロジェクト)、出口隆啓(パナソニック IS社航空宇宙プロジェクト Sales&Marketingチームリーダー)
受賞者:グランプリ(1件)
特典:令和3年度の茨城県宇宙関連事業の1次審査免除(令和3年第1回定例会[同年3月]での当該予算案の成立が必要)、一般社団法人ONE Xによるメンタリングサポート(受賞者との協議により、2021年3月末日までに支援を実施)
準グランプリ(2件)
特典:ONE Xによるメンタリングサポート(受賞者との協議により、2021年3月末日までに支援を実施)
申請要件:いばらき宇宙ビジネス創造コンソーシアム会員であること等
公示:2020年12月11日
申請期限:2021年1月21日 17:00(終了しています)

*Pitch(ピッチ):”短時間のプレゼンテーション”を指す

茨城県「IBARAKI Next Space Pitch」公示
https://www.pref.ibaraki.jp/sangyo/kagaku/kokusai/space-r2-growinguppitch.html
https://www.atpress.ne.jp/news/239977

いばらき宇宙ビジネス創造コンソーシアム
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/kagaku/kokusai/documents/ibarakispace.html

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