インテリアのパリコレとも称される「メゾン・エ・オブジェ」。1995年にパリで生まれた、インテリアデザインとライフスタイルの最新トレンドを発信する国際展示会の1つです。
本展は、「メゾン・エ・オブジェ」の主催者であるSAFIが総指揮をとり、世界的なインテリアデザインのトレンドを展覧会として編集したもの。
今年3月に、東京・日本橋の日本橋髙島屋S.C.にて「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」として開催されたのを皮切りに、5月から6月にかけては京都髙島屋でも開催されました(本校の会場写真は東京開催時のもの / 撮影:TEAM TECTURE MAG)。ジェイアール名古屋タカシマヤの特設会場で開催される本展は、最後の会場となる名古屋巡回展です。
3つの会場に共通する本展の見どころは、「デザイン・ダイアローグ」をテーマに、フランス人キュレーターが手掛ける会場構成です。
3章立てで構成され、そのうち1部と3部は、フランソワ・ルブラン・ディ・シシリア氏がキュレーションを担当。本展のハイライトともいえる2部と会場全体のデコレーションは、エリザベス・ルリッシュ氏が担当しています。
コーディネーターには、日仏クリエイティブ界のオーソリティ、ジャンリュック・コロナ・ディストリア氏を迎え、デザインを通じての多様な”対話”の姿を模索します。
1部では、「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」の歴代受賞者のうち、21名をピックアップ。彼らがデザインした代表的な家具と照明を展示。第2部は、本展のハイライトとなる、本場・パリの「メゾン・エ・オブジェ」に出展したブランドの新作コレクションが展開する「ホワッツ・ニュー」。3部は、次世代の創作活動に贈られる「ライジング・タレント・アワード」の受賞者から、日仏のクリエイターらの作品を見ることができます。
このほか会場には、1941年に髙島屋で開催された「シャルロット・ぺリアン展」から、不朽の名作も披露されるのも見どころです。このほか、高島屋とフランスは、1955年に開催された「ル・コルビュジェ、レジェ、ぺリアン三人展」など、半世紀以上にわたり、デザインを通して絆を深めてきました。その歴史を回顧しながら、新しい暮らしの在り方を提案する展覧会です。
#ELLE DECOR YouTube【スペシャル対談】柴田文江×木田隆子がメゾン・エ・オブジェの魅力をお届け!【デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展】|ELLE DECOR(2022/03/01)
会期:2022年8月17日(水)~30日(火)※会期中無休
会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階 特設会場
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-4 JRセントラルタワーズ(Google Map)
開場時間:10:00-19:30 ※8月18日(木)は棚卸しのため17:30まで(18:00閉場)※最終日は午後16:30まで(17:00閉場)各日の入場受付は閉場30分前まで
入場料:一般、大学・高校生500円)、中学生以下無料
※「障がい者手帳・デジタル障がい者手帳」を提示の本人ならびに同伴者1名まで入場無料
主催:髙島屋、朝日新聞社
企画監修:SAFI(メゾン・エ・オブジェ主催者)
企画協力:デアイ(DE AI / メゾン・エ・オブジェ日本総代理店)
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
最新の情報は髙島屋の「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」サイトを参照してください。
「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」公式サイト
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/maison-objet/top.html