サンワカンパニー(大阪府大阪市)主催による「サンワカンパニーデザインアワード2022」が7月1日より募集を開始、10月31日まで応募を受け付けています。
開催は今年で7回目。募集部門は、未来のくらしを楽しく、美しくしていくプロダクトアイデアを求める「プロダクトデザイン部門」と、同社製品を使った空間事例による「施工事例部門」の2つです。
主催者メッセージ:
当社は、「私たちが提供するのはモノではなく空間です」というコンセプトの下、お客様の理想の空間やくらしを実現する商品やサービスを提供してまいりました。また、業界初の「ワンプライス」という独自のビジネスモデルに挑戦し、「世界のサンワカンパニー」を目指しています。本アワードでは、年齢・国籍問わず、当社と同様にチャレンジスピリットを持つ建築家やデザイナーの方々の挑戦を支援し、今後の建築やデザイン業界の活性化に貢献したいと考えております。
2021年は、前年の応募総数(571点)を大きく上回る688点の応募が集まりました。
また、2018年より「新人賞」を設け、若手のデザイナーや建築家の活躍を応援しています。過去には学生や海外からの応募者も受賞しています。
開催スケジュール:
応募期間:2022年7月1日(金)~10月31日(月)
表彰式:2023年1月(東京都内にて開催予定)
テーマ:くらしと向き合う
昨今の社会や生活の変化により、人々は自分のくらしを見つめ直し、住まいについて改めて考えるようになっています。物事の本質や持続可能性を考えるようになった今の時代に、必要とされるプロダクトとはどのようなものでしょうか。
サンワカンパニーに開発してほしい住宅設備や建築資材のアイデアを募集します。
審査委員長:倉本 仁氏(プロダクトデザイナー)
審査員:西尾洋一(Casa BRUTUS編集長)、勝沼 潤(サンワカンパニークリエイティブ顧問)、山根太郎(サンワカンパニー代表取締役社長)、津﨑宏一(同取締役副社長)、濱田広一(同商品部長)
贈賞:最優秀賞1点(賞金50万円)ほか
※受賞作品は『Casa BRUTUS』に掲載予定、受賞作品は商品化の可能性あり
審査委員長 倉本 仁氏 コメント:
向き合うということ。繰り返される毎日のくらし中でついつい気付きにくくなっている大事なこと。大切なことなのに後回しにしてしまっていること。そのような事柄をデザイナーの豊かな感性でもって、いま一度、丁寧にすくい上げて欲しいと思います。気付くことができればそこに自分らしい答えを見つけることができる。くらし方、生き方、楽しみ方は人それぞれにあり、その分だけデザインの枠も拡がる。自由で創造的な「豊かさ」の提言に出会えることを楽しみにしています。
テーマ:サンワカンパニー商品を使用した空間の施工事例写真
審査委員長:藤本壮介氏(建築家)
審査員:山根太郎(サンワカンパニー代表取締役社長)、津﨑宏一(同取締役副社長)、濱田広一(同商品部長)
贈賞:最優秀賞1点(賞金50万円)ほか、
※受賞作品は『新建築』に掲載予定
審査委員長 藤本壮介氏コメント
近年、既存の価値観を根底から揺るがす出来事が続いています。このような時代に求められるのは、軸をしっかり持ちながらも、変化に柔軟に対応できる「個性」と「しなやかさ」だと思います。サンワカンパニーの商品は、ベーシックだからこそ、使い方によって様々な表情が現れます。設計者と商品、それぞれの個性が相乗効果を生む、自由で創造的な提案を楽しみにしています。
「デザインアワード2022」詳細
http://www.info.sanwacompany.co.jp/designaward/