【審査結果】「AICA 施工例コンテスト 2022」

2022年12月23日掲載

アイカ工業が主催する「AICA 施工例コンテスト 2022」の審査結果が12月23日に発表されました。

COVID-19（新型コロナウイルス感染症）拡大の影響で3年ぶりの開催、通算で9回目を数える2022年は、建築デザイン領域のDX（デジタルトランスフォーメーション）を目指すtecture株式会社（代表：山根脩平）とタッグを組み、同社が事務局を務めました。
応募総数は、前回の「AICA 施工例コンテスト 2019」のおよそ倍、608点となり、過去最多を記録しています。

審査委員の顔ぶれ（左から、山根脩平、百々 聡、谷尻 誠、湯山 皓、照井洋平の諸氏） Photo: toha

今回の審査委員長を務めた谷尻 誠氏以下、I IN（アイ イン）の照井洋平氏と湯山 皓氏、アイカ工業を代表して百々 聡氏（同社取締役 専務執行役員）と、オブサーバーとして営業企画部門の社員、そして、tecture代表の山根脩平が出席した審査会を12月12日に開催。厳正なる審査と議論・検討を経て、建築家の成田和弘氏と成田麻依氏が率いるkufuが設計した住宅〈はこ〉が最優秀賞に選出されています。

「AICA 施工例コンテスト 2022」審査会風景　Photo: toha

最優秀賞以下の受賞および入賞作品は以下の通りです。
なお、『TECTURE MAG』では、審査終了後に行われた審査委員座談会の様子などをレポートする特集記事を準備中です（2023年1月下旬掲載予定）。

受賞作品

最優秀賞（1点）

最優秀賞：kufu〈はこ〉 撮影：藤井浩司 / TOREAL

最優秀賞
作品名：はこ
設計：kufu
用途：戸建住宅
採用商品：ジョリパットアルファ 水墨（外壁・内壁）

優秀賞（3点）

優秀賞：株式会社ハレデザイン「神宮前六丁目計画（仮称）」 撮影：青木勝洋 / 青木勝洋写真事務所

優秀賞
作品名：神宮前六丁目計画（仮称）
設計：株式会社ハレデザイン
用途：店舗・アパレルショップ
採用商品：クライマテリア モルタルアート フロア仕様（床）、ジョリパットアルファ（内壁・天井・梁・什器）

優秀賞：株式会社かまくらスタジオ〈HOUSE H -緑と戯れる家-〉 撮影：ナカサアンドパートナーズ

優秀賞
作品名：HOUSE H -緑と戯れる家-
設計：株式会社かまくらスタジオ
用途：戸建住宅
採用商品：セラール（天井）

優秀賞：前田圭介 / UID〈＃桁〉 撮影：藤井浩司 / TOREAL

優秀賞
作品名：# 桁
設計：前田圭介 / UID
用途：戸建住宅
採用商品：ジョリパットネオ（外壁・内壁）

特別賞（5点）

特別賞：YLANG YLANG〈弁才天 伊勢神宮店〉 Photo: Sohei Oya / Nacasa&Partners

特別賞
作品名：弁才天 伊勢神宮店
設計：YLANG YLANG
用途：店舗・アパレルショップ
採用商品：ジョリパット爽土（内壁・天井）

特別賞：株式会社シオ建築設計事務所〈7 Gates Lounge〉 撮影：淺川 敏 / 有限会社ズーム

特別賞
作品名：7 Gates Lounge
設計：株式会社シオ建築設計事務所
用途：倉庫
採用商品：ジョリパットシルキーパレット（内壁・ドーム天井）、メラミン化粧板（ソファ台輪）

特別賞：前田圭介 / UID〈鮨 やくしどう〉 撮影：藤井浩司 / TOREAL

特別賞
作品名：鮨 やくしどう
設計：前田圭介 / UID
用途：レストラン・食堂
採用商品：ジョリパットアルファ 水墨（外壁・内壁・天井）

特別賞：株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所〈allée〉 撮影：宮本啓介 / 株式会社ロッヂコープ

特別賞　※新商品賞（セラール セレント）とダブル受賞
作品名：allée
設計：株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所
用途：カフェ
採用商品：セラール セレント（内壁・天井・カウンター腰壁）

特別賞：KENTA NAGAI STUDIO〈ASKWATCH Nakano〉 撮影：長谷川健太 / OFP

特別賞
作品名：ASKWATCH Nakano
設計：KENTA NAGAI STUDIO（ケンタ ナガイ スタジオ）
用途：店舗
採用商品：メラミン化粧板（ショーケース内部・壁面・テーブル天板）

新商品賞（4点）

新商品賞（ウイルテクト）：株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所〈Re:〉 撮影：宮本啓介 / 株式会社ロッヂコープ

新商品賞（ウイルテクト）
作品名：Re:
設計：株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所
用途：その他商業施設
採用商品：アイカウイルテクト Plus（カウンター・テーブル・ベンチ）

新商品賞（クライマテリア）：seventh-code株式会社 / バカンス株式会社〈HOTEL AOKA KAMIGOTO〉 撮影：見学友宙

新商品賞（クライマテリア）
作品名：HOTEL AOKA KAMIGOTO
設計：seventh-code株式会社 / バカンス株式会社
用途：ホテル・ホステル
採用商品：クライマテリア イタリアート（内壁）

新商品賞（セラール セレント）：株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所〈allée〉 撮影：宮本啓介 / 株式会社ロッヂコープ

新商品賞（セラール セレント） ※特別賞とダブル受賞
作品名：allée
設計：株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所
用途：カフェ
採用商品：セラール セレント（内壁・天井・カウンター腰壁）

新商品賞（メラミンタイル）：株式会社TAP〈iBankマーケティング〉 撮影：石井紀久 / Blitz Studio

新商品賞（メラミンタイル）
作品名：iBankマーケティング
設計：株式会社TAP
用途：オフィス（オフィスインテリア）
採用商品：メラミンタイル（床）、メラミン化粧板（カウンター）

キッチンコーディネート賞：株式会社レイホク〈REIDA〉 撮影：辻 和永 / K-ATELIER

キッチンコーディネート賞
作品名：REIDA
設計：株式会社レイホク
用途：その他商業施設
採用商品：フィオレストーン（キッチントップ）、 メラミン化粧板（カウンタートップ）、セラール（バックパネル）、ジョリパットアルファ　水墨（壁面）

オルティノ同柄コーディネート賞：タカラスペースデザイン株式会社〈ASUCAアイクリニック〉撮影：今野貴之 / 有限会社フォトスタジオ・モノリス

オルティノ同柄コーディネート賞
作品名：ASUCAアイクリニック
設計：堀川 塁 / タカラスペースデザイン株式会社
用途：医療施設・クリニック
採用商品：オルティノルーバー、オルティノ（ペリメーター仕上げ・壁面）、アルディカ（柱）、 メラミン化粧板（扉・家具）

メース賞：株式会社TOFU〈Seminar house in Domaine Kurodasho〉 Photo: Yamada Keishiro

メース賞
作品名：Seminar house in Domaine Kurodasho
設計：株式会社TOFU
用途：研修施設
採用商品：メース（外壁）

入選

入選：株式会社アクシス〈F residence〉 撮影：河野政人 / ナカサアンドパートナーズ

入選
作品名：F residence
設計：株式会社 乃村工藝社 A.N.D.
施工：株式会社アクシス（応募者）
用途：共同住宅・集合住宅
採用商品：クライマテリア モルタルアート（内壁・天井）

入選：TAN YAMANOUCHI / AWGL〈ある漫画家の自邸 / A Japanese manga artist’s house〉 撮影：田中克昌

入選
作品名：ある漫画家の自邸 / A Japanese manga artist’s house
設計：TAN YAMANOUCHI / AWGL
用途：戸建住宅
採用商品：ジョリパット爽土エクステリア（外壁）

入選：DAN設計室〈作品名：島原のオフィス〉 撮影：堀越圭晋 / 株式会社エスエス

入選
作品名：島原のオフィス
設計：中村 創、中村弘美 / DAN設計室
用途：オフィスビル
採用商品：ジョリパットアルファ（外壁）

アイカ工業  百々 聡氏（同社取締役 専務執行役員）コメント

百々 聡氏（アイカ工業取締役 専務執行役員） Photo: toha

「多くのご応募をいただき、ありがとうございました。多様化を進めている塗り壁材〈ジョリパット〉や、高意匠メラミン不燃化粧板〈セラール セレント〉など、弊社が現在強化している高意匠製品において、いろいろな使い方が示されており、製品の認知度向上も感じられ、大変ありがたく思います。
また、さまざまな内装仕上げ材を同柄でコーディネートできる柄連動が当社の強みのひとつですが、化粧フィルム〈オルティノ〉を活用していただいた作品と出会えたことも、今回のコンテストの成果でした。こういう使い方をしていただけるのかと、メーカーとして嬉しく感じるとともに、気づきが得られる貴重な場だと考えています。
今回、初めて『TECTURE』というプラットフォームを活用し、新しいかたちでコンテストを開催しました。今後のプロモーションにも活かしていく考えです。」

「AICA 施工例コンテスト 2022」開催実績

対象作品：2022年11月末までに国内外で竣工し、アイカ工業またはアイカテック建材の商品を使用した施工事例
応募総数：608点
審査結果：上記の通り
賞金総額：200万円（最優秀1点：500,000円 / 優秀賞3点：各150,000円 / 特別賞5点：各100,000円 / 以下各賞・入選：各50,000円）
※選考の結果、入選作品は3点、賞金総額は195万円となりました
審査委員長：谷尻 誠（SUPPOSE DESIGN OFFICE）
審査委員：照井洋平＋湯山 皓（I IN）、山根脩平（tecture代表取締役CEO）、百々 聡（アイカ工業取締役 専務執行役員）
募集期間：2022年9月1日（木）〜11月30日（水）
審査会：2022年12月12日（月）
結果発表：2022年12月23日（金）

「AICA×TECTURE AWARD 2022（アイカ 施工例コンテスト 2022）」特設サイト
https://aica-tecture-award.jp/

アイカ工業 ウェブサイト
https://www.aica.co.jp/

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