パナソニック「BLACK色」プロダクトの魅力を伝える空間展示

2023年3月17日初掲、3月21日会場風景画像追加（Photo: Satoshi Takae）

パナソニックのスイッチ・コンセントなど配線器具や照明器具のうち、「BLACK色」の電気設備をまとめて展開している「BLACK DESIGN SERIES」。
スタンダードでありながら、特別な存在感を放つ「BLACK色」のプロダクトの魅力を体感として伝えるインスタレーション展が、都内にて2日間限定で開催されます。入場は無料（専用ページから要予約）。

2日限りのインスタレーション「BLACK LANDSCAPE」

インスタレーションを担当したのは、福岡を拠点に、国内外のプロジェクトを手掛けている建築設計事務所・axonometric（アクソノメトリック）を率いる建築家の佐々木 慧（ささき けい）氏。待機作の1つに、福岡にて今年竣工予定の〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉があります（NKS2 architectsとの共同設計）。

会場は、南青山の閑静なエリアに佇む、安藤忠雄氏が設計した[STUMP BASE 1F]にて（旧MORIO STUDIO｜スタジオの詳細はこちら）。コンクリート打ち放しの安藤建築とのコラボレーションも見どころです。

コンセプト

「BLACK DESIGN SERIES」の配線器具や照明器具には、機能性から解放された抽象的な美しさがあります。
その美しさを抽出し、最大化させることで生まれるような、新しい風景を考えてみたいと思いました。
自然界には純粋な黒は存在しないと言います。そこで、あえて黒を使って広がりのある自然の風景を表現することで、 今までにない空間が立ち現れないかと考えました。

佐々木 慧氏によるインスタレーション「BLACK LANDSCAPE」イメージビジュアル

葉が集まって樹木ができ、森ができるように、研ぎ澄まされたプロダクトを集積させることでできる、有機的な空間。それは黒い丘なのか、森なのか、海なのか、雲なのか。
小さなプロダクトが集まってできた黒い風景は、 人それぞれに自由に解釈され、体験されます。

この“BLACK LANDSCAPE”によって、「BLACK DESIGN SERIES」の可能性、ひいては黒を使った空間の可能性を広げることができればと思います。（佐々木 慧）

佐々木 慧氏 プロフィール

建築家、axonometric代表。
1987年長崎生まれ。2010年九州大学芸術工学部卒業、2013年東京藝術大学大学院修了。藤本壮介建築設計事務所勤務を経て、2021年にaxonometric Inc.を設立。
家具デザインから、複合施設、ホテル、住宅、プレファブ建築開発、都市計画まで、国内外で多種多様なプロジェクトを手がける。進行中のプロジェクトに、〈NOT A HOT EL FUKUOKA〉（詳細は下記サムネールをクリック）、2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）における〈ポップアップステージ〉などがある。
2022年「Under35 Architecture Exhibition」にてゴールドメダル賞受賞。
九州大学、九州産業大学、九州産業大学にて非常勤講師を歴任。

福岡に〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉2023年夏竣工予定、⼩⼭薫堂監修のNOT A HOTEL初の都市型コンドミニアム

佐々木 慧氏Twiter
https://twitter.com/ke1sasak1

axonometric Website
https://axonometric.jp/

インスタレーション展示会「BLACK LANDSCAPE」開催概要

会期：2023年3月21日（火・祝）〜22日（水）
開場時間：21日 10:00-19:30（最終入場 19:00）/ 22日 10:00-17:30（最終入場17:00）
会場：STUMP BASE 1F
所在地：東京都港区南青山6-5-45（Google Map）

会場周辺MAP（東京メトロ 表参道駅から徒歩9分）

ブラックデザインシリーズ展示会 案内ページ
https://www2.panasonic.biz/jp/tamarie/column/black/installation/

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

Photo: Satoshi Takae

開幕前夜の3月20日（月）には、佐々木氏のほかインテリアスタイリストの大谷優依氏らが登壇するトークイベントが17時より開催され、展示会場からライブ配信されます。こちらの視聴も無料です（要申込）。※終了しています

関連イベント「TALK SESSION」

日時：2023年3月20日 17:00-18:00
登壇者：佐々木 慧（建築家）、大谷優依（インテリアスタイリスト）、近藤高宣（パナソニック）
ファシリテーター：藤本美紗子（ディレクター）
会場：オンライン（インスタレーション展示会場よりライブ配信）
料金：無料
視聴方法：予約専用ページから要申し込み（終了しています）

「TALK SESSION」オンライン視聴申し込み
https://go.panasonic.biz/l/888243/2023-01-18/2kn7nv

登壇するゲストとファシリテーター プロフィール

佐々木 慧氏（プロフィールは上記参照）

大谷優依氏
インテリアスタイリスト
多摩美術大学環境デザイン学科卒業。雑誌と書籍のエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストとして独立。
マガジンハウス『&Premium（アンド プレミアム）』、宝島社『リンネル（liniere）』、集英社『LEE』などのライフスタイル雑誌をはじめとした女性誌を中心に、雑貨、インテリアの紹介や、空間イメージのスタイリングを担当しているほか、企業ブランドのカタログ、広告、空間演出などを手がける。

 

近藤高宣氏
パナソニック（株）エレクトリックワークス社デザインセンター シニアデザイナー。電気工事士 福祉住環境コーディネーター。
1973年埼玉県生まれ。1996年東京造形大学卒業。松下電工（現パナソニック）に入社後、インハウスデザイナーとして、配線器具、住宅 設備、照明などの商品デザインを担当。
Gマークベスト100、IAUD国際デザイン賞金賞など受賞歴多数。

 

藤本美紗子氏
inu合同会社主宰、ディレクター
東京に拠点を構え、幅広いネットワークと、優れたコミニケーションスキルを活かし、国内外の家具メーカー、デザイナー、建築家のサポートを行う。クライアントと伴走しながら、さまざまなバックグラウンドを持つチームメンバーと協働し分析、プランニング、立案、プロジェクトマネージャー（PM）、コーディネートなどを行ない、デザインの可能性をビジネスの観点から探っている。

パナソニック「BLACK DESIGN SERIES」詳細
https://www2.panasonic.biz/jp/tamarie/column/black/