COMPETITION & EVENT

坂 茂×原 研哉 対談イベント 2/15 代官山 蔦屋書店にて開催、オンライン聴講も可

『坂 茂スケッチ集』、原 研哉スケッチ集『DRAW』刊行記念

建築家の坂 茂氏の著書『坂 茂スケッチ集』(光村推古書院)と、グラフィックをはじめさまざまな領域で活動するデザイナーの原 研哉氏の著書『DRAW』(美術出版社)が、2024年12月にそれぞれ刊行されています。

両氏がこれまで歩んできた足跡ともいえる、スケッチ集の刊行を記念して、両氏の対談イベントが東京・代官山の[代官山 蔦屋書店]にて2月15日(土)に開催されます。

坂氏と原氏は、これまで、坂茂建築設計が設計を、日本デザインセンターを率いる原氏がロゴマークや施設内のデザインを担当し、2023年に広島県大竹市にオープンした、美術館・ヴィラ・レストランが一体となった複合施設〈SIMOSE〉のほか、今年4月13日に開幕する日本国際博覧会(2025年大阪・関西万博)のために建設されるパビリオンの1つ、〈ブルーオーシャンドーム(Blue Ocean Dome)〉での協働があります(詳細は下記参考リンクを参照)。本イベントでは、これら注目のプロジェクトについても語られる予定です。

坂茂建築が設計する万博パビリオン、紙・竹・炭素繊維を用いた“廃棄物ゼロ建築”で海洋問題を啓発:2025年大阪・関西万博 民間パビリオン〈ブルーオーシャンドーム〉概要

 

聴講は会場参加のほか、オンラインでの聴講も可(ともに要申込・有料チケット制)。
対談終了後、会場ではサイン会も実施されます(サイン対象書籍は『坂 茂スケッチ集』もしくは『DRAW』のみ。詳細はCCCイベント案内ページを参照)。

登壇者プロフィール

坂 茂(ばん しげる)
1957年東京生まれ。1978–80年米国 南カリフォルニア建築大学(SCI-Arc)在学。1984年米国 クーパー・ユニオン建築学部(NY)を卒業。1982–83年磯崎新アトリエに勤務。1985年坂茂建築設計を設立。
1995年NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)を設立、同年から1999年にかけて国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)コンサルタントを務める。
作品づくりと平行して、世界各地で災害支援活動を行い、プリツカー建築賞(2014年)、マザー・テレサ社会正義賞(2017年)、アストゥリアス皇太子賞平和部門(2022年)、高松宮殿下記念世界文化賞建築部門(2024年)など受賞。
代表作に、紙の教会 神戸(1995)、ハノーバー国際博覧会日本館(2000)、ポンピドー・センター メス(2010)、紙のカテドラル(2013)、大分県立美術館(2014)、静岡県富士山世界遺産センター(2017)、ラ・セーヌ・ミュジカル(2017)、スウォッチ・オメガ(2019)、禅坊 靖寧(2022)、SIMOSE(2023)、豊田市博物館(2024)などがある。現在、東京・パリ・ニューヨークに事務所を構える。ニュー・ヨーロピアン・バウハウス委員、芝浦工業大学特別招聘教授

坂 茂×原 研哉 対談イベント

左:坂 茂氏 / 右:原 研哉氏

原 研哉(はら けんや)
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。
世界各地を巡回し、広く影響を与えた「RE-DESIGN:日常の21世紀」展をはじめ、「HAPTIC」「SENSEWARE」「Ex-formation」など既存の価値観を更新するキーワードを擁する展覧会や教育活動を展開。また、長野オリンピック(1998)の開・閉会式プログラムや、愛知万博(2005)のプロモーションでは、深く日本文化に根ざしたデザインを実践した。
2002年より無印良品のアートディレクター。松屋銀座、森ビル、蔦屋書店、GINZA SIX、MIKIMOTO、ヤマト運輸のVIデザインなど、活動領域は極めて広い。「JAPAN HOUSE」では総合プロデューサーを務め、日本への興味を喚起する仕事に注力している。2019年7月にウェブサイト「低空飛行」を立ち上げ、個人の視点から、高解像度な日本紹介を始め、観光分野に新たなアプローチを試みている。

著書『デザインのデザイン』(岩波書店、2003年)、『DESIGNING DESIGN』(Lars Müller Publishers, 2007)、『白』(中央公論新社、2008年)、『日本のデザイン』(岩波新書、2011年)、『白百』(中央公論新社、2018年)、『低空飛行』(岩波新書、2022年) など著書多数。

 

「坂 茂、原 研哉 スケッチ集出版記念対談」開催概要

登壇者:坂 茂、原 研哉
モデレーター:角尾 舞
開催日時:2025年2月15日(土)19:00-21:00
会場:代官山 蔦屋書店 SHARE LOUNGE(3号館2階)
会場定員:65名
オンライン定員:400名
※先着順に受付、定員になり次第販売終了

チケット料金(1・2どちらか / 下記は全て税込)
1.会場参加
・書籍なし:2,200円
・書籍1冊付き:『坂 茂スケッチ集』もしくは『DRAW』書籍代+来店参加券1,650円
・書籍2冊付き:『坂 茂スケッチ集』および『DRAW』+来店参加券1,100円
※対談終了後に希望者にサイン会を実施

2.オンライン聴講
・書籍なし:2,200円
・書籍1冊付き:『坂 茂スケッチ集』もしくは『DRAW』書籍代+オンライン参加券1,650円+配送料550円
・書籍2冊付き:『坂 茂スケッチ集』および『DRAW』+オンライン参加券1,100円+配送料550円
※オンライン参加者の購入書籍にはサインなし

 

チケット販売ページ
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/architectural-design/45143-2041370116.html


サイン会(会場参加)対象書籍

『坂 茂 スケッチ集』

坂 茂著『坂 茂 スケッチ集』

建築家・坂 茂がこれまでに書きためたスケッチから、400点超を厳選して収録

著者:坂 茂
判型:B5(横開き)
ISBN:9784838106271
販売価格:本体2,500円+税
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売:光村推古書院
発売年月:2024年12月

『DRAW』

原研哉著『DRAW』

無印良品のアートディレクション、松屋銀座、森ビル、蔦屋書店、GINZA SIX、MIKIMOTO、ヤマト運輸、中国の小米のVIデザインなど、幅広い活動をみせるデザイナー・原 研哉の初となるスケッチ集。ロゴデザイン、ポスター、展覧会、書籍など多岐にわたる仕事そのすべてをスケッチやドローイングから始めるという。多岐にわたるこれまで活動をスケッチを通じてみていくことで、思考の根源、デザインという営みのリアリティが浮かび上がる

著者:原 研哉
販売価格:本体4,400円+税
判型:B5変
ISBN:9784568105858
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売:美術出版社
発売年月:2024年12月

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