ノリタケは、2026年4月20日から26日まで、イタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク 2026」に参加します。独立展示会場「ALCOVA(アルコーバ)」内の歴史的遺構「Casa delle Suore(バッジョ軍病院跡地)」を舞台に、シグネチャーコレクション「Noritake Design Collection」の新作を披露。世界的なデザイナーとの共創による彫刻的なプロダクト群と、マスターペインター・岡田正巳氏によるライブデモンストレーションを通じ、ノリタケの卓越した技術・技能を五感で堪能する体感型インスタレーションを展開します。
2024年に始動した「Noritake Design Collection」は、クリエイティブディレクター堀雄一朗氏の牽引の下、ノリタケの変革を象徴するシグネチャーコレクションとして展開されています。世界的なデザイナーの創造性を、ノリタケが100年以上にわたり培ってきた卓越した木工・陶磁器技術で具現化するこのプラットフォームには、これまでにマーク・ニューソンやヤブ・プッシェルバーグといった才能が集結してきました。今回のミラノでは、この共創の舞台から生まれた、現代デザインの可能性を押し広げる最新の試みが披露されます。
本展の大きな見所の一つは、英国人デザイナー、フェイ・トゥーグッド氏とのパートナーシップがさらに深化して誕生した新コレクション「KILN(キルン)」です。トゥーグッド氏がノリタケ本社に滞在した際の記憶や、今なお残る歴史的な煙突や窯の圧倒的な存在感から着想を得たこのシリーズは、力強く幾何学的なエッセンスをテーブルウェアに落とし込んでいます。マットブラック、マットホワイト、そして日本の自然をモチーフにした「Pond(池)」のデザインを施した青磁の3色を展開し、食卓に彫刻的なボリュームと発見の喜びをもたらします。

Faye Toogood氏と新作「KILN by Faye Toogood」 Photography:Taran Wilkhu
イタリアデザイン界の巨匠ミケーレ・デ・ルッキ率いる「AMDL CIRCLE」と、ミシュラン星付きレストラン「Aimo e Nadia」との3者による初の共同プロジェクト「LANDSCAPE(ランドスケープ)」も発表されます。形や角度の異なるピースを組み合わせるモジュール式を採用したこのシリーズは、食卓に「マイクロ・ランドスケープ(小さな風景)」を創り出します。堅牢な造形と水彩画のような繊細なデザインが奏でるコントラストは、現代における新たな「リチュアル(食の作法)」を再定義する、極めて実験的なアプローチとなっています。

建築・デザイン事務所「AMDL CIRCLE」のMichele de Lucci(ミケーレ・デ・ルッキ)氏
0世紀初頭から続く建築家フランク・ロイド・ライトとの縁を象徴する「IMPERIAL PEACOCK」の新アイテムも登場。帝国ホテルの孔雀のアートワークをトーン・オン・トーンで表現し、ライトが愛した自然のエレガンスを現代に伝えます。また、会場ではマスターペインター・岡田正巳氏によるライブデモンストレーションを開催。岡田氏の描く象徴的なバラは、フェイ・トゥーグッド氏にも大きなインスピレーションを与えました。

「IMPERIAL PEACOCK by the Frank Lloyd Wright Foundation」 Photography:Nicola Maniero
開催概要
展示ブランド名:Noritake Design Collection
会期:2026年4月20日(月)〜4月26日(日)
時間:11:00〜19:00(最終日は18:00まで)
会場:ALCOVA, Baggio Military Hospital Complex(バッジョ軍病院跡地)内のCasa delle Suore(カサ・デッレ・スオーレ)
所在地:Via dell’Assunta, 20, 20139 Milan, Italy(Google Map)
主催:株式会社イトーキ記者向け内覧会:2026年4月19日(日)9:00~15:30