【TECTURE MAG】のPROJECTに今週1週間で掲載した事例を、まとめて紹介します。
今週は住宅、レストラン、集合住宅、オフィスと幅広い用途の事例を取り上げています。
2021.02.01 〈三ツ池の蔵〉/ 黒川智之建築設計事務所
Photographs: Takumi Ota | 太田拓実
ガレージ兼蔵であった離れを、ゲストハウスの機能を付加したかたちで建て替える計画で、家形の蔵構えを四方に向けて構成した事例です。
屋根から壁まで、外装をガルバリウム鋼板の横葺きとしてジョイントを省いた納まりにも注目。
2021.02.02 〈A alla Z Niigata〉/ 細海拓也一級建築士事務所
Photographs: Naomichi Sode | 走出直道
森の中で、木々に囲まれるようにプレートを挿入していくことで「地産地消」を体感するレストランの事例です。
基礎コンクリートをそのまま床仕上げとしてプレートを強調したつくりと、相乗効果を生む周囲の仕上げにも注目です。
2021.02.03 〈毛馬の住宅〉/ OSTR
Photographs: Yosuke Otake | 大竹央祐
大阪にある長屋のリノベーションで、玄関とキッチン、廊下と収納などの機能を重ねることで効率的なプランとし、壁や床を省きながら住宅全体に光や風が行き渡るようにした事例です。
空間をひとつながりにしながら、用途ごとにさまざまな素材を用いている水廻りにも注目です。
2021.02.04 〈新潟の集合住宅Ⅲ〉/ 細海拓也一級建築士事務所
Photographs: Naomichi Sode, Takuya Hosokai | 走出直道, 細海拓也
地域に古くから残る建物のスケールを1つの単位とし、その単位を積層するように構成した賃貸集合住宅の事例。多様な暮らしを受け入れる、22タイプの住戸ユニットを組み合わせています。
マッシブな外観の仕上げ、プレーンでシンプルなインテリアの仕上げにも注目です。
2021.02.05 〈MHビル〉/ 現代設計
Photographs: Joaquín Mosquera / idearch
物流会社を統括するホールディングスのオフィスビルで、業務の確実性また多面的な企業の性格を表現するため、折板状のファサードをデザインした事例です。
スッキリとシンプルな納まりと仕上げにも注目です。
来週も、幅広い用途と詳細の詰まった事例の更新をお楽しみに!