【PROJECT】で1週間に取り上げた事例を、まとめて紹介します。
今週はオフィス、戸建て住宅、マンションリノベーション、クリニック、クリニック併設住宅を取り上げました。
注目の仕上げや納まりのポイントとともに、ご覧ください!
2021.03.22 NAB STUDIO / DESIGN&CREATIVE ASSOCIATES
Photographs : Hiroyuki Oki | 大木宏之
プラン中央に配した執務スペースの上部に曲面のパネルを連続して設置し、働く場の環境を改善したオフィスの事例です。
https://mag.tecture.jp/project/20210322-nab-studio/
ベトナムのIT企業のオフィスで、執務空間の天井に渡した特注の焼付け塗装の鋼板が特徴。
連続するように設けられたアッシュのルーバー材、コーナーごとにポイントとなる素材使いにも注目です。
2021.03.23 中郷の家 / SNARK + OUVI
Photographs: Ippei Shinzawa | 新澤一平
母屋や周囲に配慮し寄り添うように建てられた、性質の異なる2つの庭と2つの空間を確保した方形屋根を抱く家です。
https://mag.tecture.jp/project/20210323-house-in-nakago/
三角形のシルエットとともに、白い外壁や屋根材が特徴の住宅。
内部ではオークやラワン、ツガなどを組み合わせた、木質の空間が広がることに注目です。
Photographs : Nobutada OMOTE | 表 恒匡
本棚と建具が浮いたようにつくられ、漂うように暮らせるリノベーション事例です。
それぞれの場所が分断されず、家全体でつながった空間が生まれています。
https://mag.tecture.jp/project/20210324-drifting-house/
ラワンのランバーコアで宙に浮いたようにつくられた造作本棚は、オイルフィニッシュのオーク材の床、AEP塗装による天井・壁で引き立っています。
2021.03.25 ASANO DENTAL CLINIC / PHENOMENA
Photographs: Adam Rifi | アダム・リフィ
都内にある住居と併設された歯科医院の改修プロジェクト。
波型の形状をしたベンチをつくるなど、リラックスしたコミュニケーションを創出する工夫がされています。
https://mag.tecture.jp/project/20210325-asano-dental-clinic/
オーク材の突板による丁寧な工事の造作が、ゆず肌の左官仕上げと合わさり、空間に穏やかで上質な表情をもたらしています。
2021.03.26 Sky Cave / IKAWAYA建築設計
Photographs: Akinobu Kawabe | 川辺明伸
都心の緑が隣接する土地にあって、中庭と曲面屋根を設けて周辺環境との調和を果たした、クリニック併設の二世帯住宅です。
https://mag.tecture.jp/project/20210326-sky-cave/
曲面屋根の内側は、こちらもゆず肌の左官仕上げ。レッドシダーの壁やジェットバーナー仕上げのジンバブエ石材など、落ち着きのある仕上げが施されています。
そして、重厚感のある家具のセレクトにも要注目。
来週も、詳細の詰まった事例の更新をお楽しみに!