「TECTURE」がアップデート!
tectureが運営する建材・家具検索プラットフォーム「TECTURE」に新たな機能が追加実装されました。
「TECTURE」は、デザイナーが設計した空間事例で使われている建材・家具が一目でわかる、空間デザイン検索サービスで、画像検索のプラットフォームです。
住宅や飲食店、ホテル、公共施設などさまざまな空間作品の事例写真が登録されており、2022年11月30日時点で4万点を超えました。
利用者(ユーザー)は、これらの膨大な空間事例を無料で閲覧できるだけでなく、写真に映っている家具や建材の製品名やメーカー名などのデータを表示させることができます。
「TECTURE」URL
https://www.tecture.jp/
「TECTURE」の画期的な検索機能
空間事例のアーカイブ、情報共有、会員向けサービスなどの「TECTURE」の多彩な機能のうち、とりわけ好評なのが検索&ソート機能です。
例えば、「黒いタイル」を探している場合、紙のカタログから見つけ出そうとするなら、複数メーカーのカタログの中から該当する商品をひとつひとつ探し出す作業があり、時間も手間もかかります。
対して、「TECTURE」にアクセスして、「タイル」「黒」または「ブラック」といったキーワードで検索をかければ、膨大な登録データの中から、「黒いタイル」を瞬時にピックアップすることができます。メーカーを横断して検索できるのも「TECTURE」の大きな特徴です。さらには、それまでユーザーが知らなかったメーカーやプロダクトとの”偶然の出会い”も創出しています。
追加実装された2つの新機能
今回のアップデートでは、建築業界関係者が多いユーザーが長年使い慣れている「紙のカタログ」のページビュー画面(カタログビューア)を、「TECTURE」に登録されたプロダクトの画像に紐づけて表示できるようにしたもので、これまで対極の関係で捉えがちだった「紙」と「デジタル」の情報を結んで相互補完。ユーザビリティを向上させています。
追装された2つの機能
(1)「TECTURE」で検索したプロダクトから、メーカーのカタログの該当ページを表示するビューア機能
(2) メーカーカタログデータから探したプロダクトから、実際に使用されている空間事例の写真を表示する機能
(1)「TECTURE」で検索したプロダクトから、メーカーのカタログの該当ページを表示するビューア機能
この新機能は、「TECTURE」上で検索して表示させたプロダクトから、製造元のメーカーが刊行しているカタログの該当ページをビューア表示できるというもの。
「TECTURE」のフォーマットに準じたレイアウトから、設計士などのユーザーがふだんの業務で見慣れているメーカー仕様のページが、カタログのノンブル(ページ通番)とともに表示されます。
この新機能の実装にあたり、tectureでは、データを登録しているメーカー各社より、カタログデータの提供を受けています(カタログ改訂時には、メーカー側から再びデータ提供を受け、改廃する予定)。
(2)メーカーカタログデータから探したプロダクトから、実際に使用されている空間事例の写真を表示する機能
上記(1)の機能を使い、ユーザーが使い慣れた「紙のカタログ」のレイアウトから探し出したプロダクトの写真には、リンクが設定されており、クリックすると、「TECTURE」のプロダクトページに遷移します。そこからさらに、プロダクトが納品された、建築家やデザイナーが設計した空間事例の写真も全て表示されるため、どのような空間でどのように使われているのかを設計者が実際にデザインした空間の写真から確認することができます。
このように、紙のカタログではできない、インターネット・デジタル上でのプロダクトの検索方法に加えて、従前の使い慣れた「紙のカタログ」を併用できる、新しい検索方法を実装しました。
さまざまに活用できる「TECTURE」
「TECTURE」の会員サービス(登録無料)では、ユーザーが抽出したプロダクト情報や事例写真を保存して、インターネット環境さえれば、いつでもどこでも後から取り出すことができるため、企業の部署内や複数の企業で進めている設計プロジェクトなどにおいて、メンバー同士の情報共有に役立てることができます。クライアントへのプレゼンテーション時にも有効です。
「TECTURE」オフィシャルアカウント解説動画
谷尻誠 × 山根脩平「TECTURE」オフィシャルアカウント解説動画(2021/06/22)
「TECTURE」オフィシャルアカウント解説動画
00:00 イントロダクション
01:10 オフィシャルアカウントの3つの機能
01:11 ・社内の情報共有がスムーズにできる
01:45 ・もう1つのホームページとして発信できる
03:45 ・オリジナルのカタログが作成できる
06:00 サポーズデザインオフィスでのオフィシャルアカウント導入事例
09:30 オフィシャルアカウントの詳細な説明
13:30 リスト作成でさらに便利なカタログに
16:20 エンドユーザーにも届く情報になる
18:00 TECTUREで商品を購入も!? 将来の展望
19:25 プロジェクトは project@tecture.jp に送付を!
20:07 電子カタログとしてのTECTURE使い方
23:50 雑誌との連動でデザイン好きの方にもリーチ
【訂正】19:38に表示される「TECTURE」問合せ先
正:project@tecture.jp(国ドメイン「.jp」脱字)
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TECTURE 公式YouTubeチャンネルチャンネル登録はこちらより
https://www.youtube.com/channel/UCIogLuLLvO7cTbqb34N1AVg
「TECTURE」今後の展開
tectureでは、この「カタログビューア」以外にも「TECTURE」の細かな改良を日々行い、アップデートし続けています。
誰でも使える今回の新機能は、昨年8月のプレスリリースで発表した「BtoB」の拡大だけでなく、「BtoC」の検索領域を拡充する計画の一環です。
「TECTURE」のサービスを通じて建築デザイン業界のデジタルトランスフォーメーションを推進し、圧倒的に便利なユーザー体験の創造と、日本最大級の空間デザイン検索プラットフォームとなることを目指します。
tecture株式会社 会社概要
https://mag.tecture.jp/about/