フジテックは、2020年4月に販売を開始した標準型エレベータ「エクシオール」で適用を開始している「非接触ボタン(旧名称:非接触呼び登録)」について、2020年7月1日より、フロア数の制限などを緩和し、オフィス、ホテル、商業施設、マンション、病院など、設置できる建物用途を拡大したと発表しました。今後は、既設のエレベータへの適用を目指し、研究開発を進めていく計画とのことです(フジテック 2020年07月01日ニュースリリース)。
非接触ボタンには赤外線ビーム式センサーが内蔵されており、手をかざしただけで、エレベータの”呼びだし”や、行き先階の選択が可能です。ボタンに触らずエレベータを操作できるため、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)予防が求められる昨今の状況下において、衛生的と言えます。
今回の適用以前の非接触ボタンとの違いは、住宅、病院・福祉施設用のエレベータへの適用範囲の拡大、フロア数の制限の拡大に加えて、プッシュ式ボタンに併設したハイブリッド型により、タッチレス操作がよりスムーズになっています。(en)
フジテック ニュースリリース(2020年04月09日)
「公衆衛生面を強化した標準型エレベータを販売 タッチレスでの乗降・かご内の混雑度情報の表示を実現」
https://www.fujitec.co.jp/announcement/5825