現代アートの創作活動の促進およびその社会的普及を目的に、1984年に設立されたカルティエ現代美術財団は、アーティストのサラ・ジー(Sarah Sze / 1969-)が初めて手掛けた拡張現実(Augmented Reality: AR)作品を、デジタルエージェンシーのシェール アミ(Cher Ami)がアプリとして開発、アプリダウンロードサイトでの無料配信を開始しました(カルティエ 2021年2月2日プレスリリース)。
ARアプリ「Night Vision 20/20」は、2020年10月24日から2021年4月25日にかけて、フランス・パリで開催される[*]、サラ・ジーの展覧会「Sarah Sze, Night into Day(サラ・ジー、夜から昼へ)」の1つとして制作されたもの。
サラ・ジーのインスタレーションからインスパイアされた映像で構成されるビジュアルが、スマートフォンやiPadの画面を通して、観る者を瞬時にサラ・ジーの世界へと引き込みます。ユーザーの現実に対する知覚を変化させ、パーソナルな作品探索への扉を開き、サラ・ジーが紡ぎ出すサウンドが、作品の魅力をさらに高めています。
アプリ「Night Vision 20/20」では、サラ・ ジーによるオリジナルインタレーション2作品を楽しむこともできます。 ダウンロードはApple StoreとGoogle Playにて。(en)
アプリダウンロードサイト
Apple Store: https://apps.apple.com/jp/app/night-vision-20-20/id1542956202
Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=tv.cherami.fondationcartier.sarahsze
展覧会「Sarah Sze, Night into Day(サラ・ジー、夜から昼へ)」
*COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の影響で、2020年10月30日より休場中
https://www.fondationcartier.com/en/exhibitions/sarah-sze-1