カリモク家具より、石巻工房 by Karimoku および徳島県の藍染ブランド・BUAISOUとのスペシャルアイテムとして、〈AA STOOL DYED BY BUAISOU〉が登場、2021年8月5日(木)より発売されます。
お披露目と販売は、東京・銀座6丁目にある、コム デ ギャルソンの川久保 玲氏がディレクションするコンセプトストア、[DOVER STREET MARKET GINZA(ドーバー ストリート マーケット ギンザ)]にて。
既製のプロダクト〈AA STOOL by Karimoku〉は、横から見るとアルファベットの「A」にも見えるシンプルなスツール。石巻工房 by Karimoku におけるファーストプロダクトの1つで、トラフ建築設計事務所を率いる建築家の鈴野浩一氏と禿 真哉氏がデザインを担当しました。2脚を重ね合わせて一体にもなり、来客時や小さなスペースでは1脚単位で使うこともできます(〈AA STOOL by Karimoku〉の詳細はこちら)。
〈AA STOOL DYED BY BUAISOU〉でコラボレーションしたBUAISOUは、藍師・染師のBUAISOUが「藍の本場で挑戦してみたい。」と、2015年に藍染料の「蒅(すくも)」の産地である徳島県の上板町で立ち上げたブランドです。
https://www.buaisou-i.com/
原料となる藍の栽培をはじめ、すくも造り、染色、デザイン、製作まで昔から分業制であった藍染業を一貫して行い、藍染のオリジナル商品の製作などを行なっています。蒅と木灰汁(あく)、ふすま、貝灰のみで発酵させた藍液で染めた藍は、深く美しい発色と高い堅牢度が特徴です。
国内外での展示やワークショップなどにも取り組み、さまざまな手法で天然藍の魅力を伝えています。例えば、テキスタイルデザイナーの須藤玲子氏(NUNOデザインディレクター)とのコラボレーションや、今年6月から7月にかけては、イデー(IDÉE)とのコラボ企画展「POWER OF INDIGO worked by BUAISOU」を[IDÉE TOKYO]にて開催しています(良品計画プレスリリース)。
建築家とのコラボ実績もあり。トラフ建築設計事務所が空間デザインを手がけ、2019年にオープンした〈Aesopニュウマン横浜店〉は、木板の藍染めを仕上げ材として使用しています。
そのほか、スキーマ建築計画が手がけて今春リニューアルした〈ブルーボトルコーヒー京都カフェ〉の「はなれ2階」に続く、1階フロアの階段の前に掛かる暖簾(のれん)も、BUAISOUが染めたものです。
今回のBUAISOUとのコラボレーションでは、1脚1脚、手染めでの仕上げ。1脚単体でも、複数を並べても美しい、藍染のグラデーションが実現しました。
販売される[DOVER STREET MARKET GINZA]店頭で購入し、持ち帰る際には、スツールがすっぽりと収まる巾着袋に入れてくれるとのこと。 (en)
〈AA STOOL by Karimoku〉
素材:メープル
カラー:10色展開
*1脚1脚手染めで仕上げているため、風合いがそれぞれ異なります
*1色につき2脚、計20脚を先行販売(予定)
価格(税込):41,800円 / 1脚
販売店舗:DOVER STREET MARKET GINZA(ドーバー ストリート マーケット ギンザ)
所在地:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館(Google Map)
販売日:2021年8月5日(木)
石巻工房 by Karimoku
https://ishinomaki-lab-karimoku.com/jp/