空間デザインプラットフォーム「TECTURE」に関する最新ニュースをお届けします。
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古くから建築と関わりが深い金属は現在でも多くの建物に使われています。加工方法によって色味や質感が大きく変化し、印象の変わる金属は空間を華やかにも無骨にも見せることができます。今回はそんな多彩な金属の表現力をご紹介していきます。
・塗装で変化する金属の印象
・加工で引き出す軽やかな質感
・織り上げてつくり出す新たな素材
表面仕上げの一つである塗装にはさまざまな種類があります。単色で色むらなく仕上げる塗装は金属の無骨な印象を柔らげ、空間に馴染ませることができます。また、金属と反応する薬品や金属を主成分とした塗料を塗装することで、質感を強調させ、より印象的なものへと変化させることもできます。
加工のしやすさが特徴の1つである金属は、機械加工のみならず厚みによっては人の手で加工をすることも可能です。硬質な印象を持つ金属ですが、手加工で表面に不規則な凹凸を出すことによって紙のような軽やかさを引き出すことができます。さまざまな加工方法により別の素材の質感をも表現することができる金属の表現力は空間をより印象的に演出します。
金属を特殊技法によりメッシュに織り上げてつくられたステンレスファブリックは金属の硬さとカーテンのようなやわらかさを併せ持った新しい素材です。半透明のカーテンのような透過性をもち、視線を遮りながらも内部空間を適度に連続させ、風によって揺れ動く様子は金属とは真逆の柔らかさを感じさせます。
空間デザインプラットフォーム「TECTURE」
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