世界へと開かれたデザインの舞台、NPO青山デザインフォーラム(ADF)が主催する「ADFデザインアワード2026」が作品を募集中です。
応募作品は、最優秀賞10,000米ドル、優秀賞5,000米ドル(2作品)という賞金に加え、受賞者には世界最大規模の家具見本市、ミラノサローネ国際家具見本市期間中の展示機会やバーチャルミュージアムでの発信など、国際的な露出が用意されており、世界に作品を公開する絶好の機会となっています。

ADF Design Award 2025 「Kunstsilo」 / Boris Bežan (BAX studio), Mara Partida (Mendoza Partida studio), Hector Mendoza (Mendoza Partida studio), Maria Mestres (Mestres Wåge architects), and Magnus Wåge (Mestres Wåge architects)
「ADFデザインアワード」は、世界各地で生まれる優れたデザインを発掘し、その価値を広く紹介することを目的とした国際的なアワードです。重視されるのは、単なる造形美ではなく、デザインがどのような背景から生まれ、どのような思想を内包しているかという点。
斬新な発想によって生活を豊かにし、環境負荷にも配慮した新たなデザイン領域へ挑む作品を募集しており、“未来のデザインを切り拓く表現”に光を当てる姿勢が特徴となっています。
■応募期間
2025年8月15日(金)〜 12月19日(金)まで(※ 日本時間必着)
■アワード募集カテゴリー
・ホスピタリティ:ホテル・カジノ・テーマパーク・パビリオンなど
・商業・オフィス:ショッピングセンター・デパート・オフィスビルなど
・集合住宅:個人住宅、インテリア以外
・教育・スポーツ:学校・研究施設・スタジアムなど
・文化施設:劇場・図書館・博物館・美術館・ギャラリー・病院など
・公共建築:公共建築物・空港・駅・港など
■審査基準
・美しさ : 形状・色彩・ディテール・素材選定に芸術的な価値がある。
・イノベーション : 社会変化に対応し、新素材を使用して革新的な建設プロセスと先駆的なデザインを採用している。限られた条件の中でイノベーションを起こすことにチャレンジしている。
・有益性 : 建築物が使用するユーザーや環境に配慮し、有益であり、持続可能な建築物である。
・地域性 / 文化性 / 時代性 : 地域との融合と差別化、表面的な美しさが時代的で文化的背景に適合している。
■審査員
未決定
■予定している各賞と賞金
・最優秀賞:10,000米ドル(全カテゴリーより1作品)
・優秀賞:5,000米ドル(全カテゴリーより2作品)
※ 但し、賞によっては「該当作品なし」となる場合あり
副賞:
・「ミラノサローネ国際家具見本市」の期間中、フォーリサローネのADF会場で作品展示(展示は写真及び模型等)
・ADFが設営費用を負担(上限1,000米ドルまで)
・ADFが運営するヴァーチャルミュージアム「COCO WARP」にて、受賞作品の展示の機会あり
・最優秀賞受賞者は、ADFビジネスマッチング事業部が1年間PR業務をサポート
■結果発表
2026年3月10日(火)
■ 応募作品
3年以内に竣工した作品
■提出物
・デザイン提案書:デザインコンセプト、マテリアル、ディテールについて(A4横PDFで5枚以内)
※ 提出データの仕様条件:解像度300dpi以上、ファイルサイズは10M以内、フォントサイズは11pt以上
・デザイナー経歴書(A4横PDFで5枚以内)
■言語
英語
■参加資格
・個人またはグループ(グループごとに1作品まで)
・国籍不問
・ADF会員であること(※ 入会金無料)
■申込料金
無料

ADF Design Award 2024 「ラ・カルボネリア(タラゴの家)」/ Office for Strategic Space

ADF Design Award 2023「砺波図書館」/ 益子一彦&三上建築事務所、押田建築設計事務所
主催:特定非営利活動法人青山デザインフォーラム(ADF)
問合せ先:award@adf.or.jp