東京・日本橋浜町にあるニューバランスのコンセプトストア〈T-HOUSE New Balance〉にて、デザイナーの⼭本⼤介によるインスタレーション「TIME SCAPE」が開催されています。

本展概要
山本大介はデザインにおいて資源をできるだけ長く使い続けることを重視し、資源が廃棄されるまでの時間を少しでも延ばすことをテーマに活動しています。本インスタレーションでは、従来のランドスケープ(空間の見え方)という考え方に対し、資源がたどる“時間の流れ” そのものを風景として捉える「TIME SCAPE」という新たな視点を提示。内装下地材である軽量鉄骨(LGS: Light Gauge Steel)を用いた作品を展示します。
作品には、一度使用され役目を終えた素材を回収し、新たな機能や形を与えて家具として再構築したものと、本展示のために新たに制作された素材を組み合わせています。異なる時間軸を持つ資材を同一空間に配置することで、時間の重なりや資源の循環を可視化します。
さらに、会期終了後もこれらの資材は廃棄されることなく解体され、再び別の機能や形へと再構築されることで、資源は次の時間へと引き継がれていきます。本展は、日常にある素材や時間のあり方に対する新たな見方に触れる機会となります。












※会場写真提供:ニューバランス

デザイナー。武蔵野美術大学造形学科建築学科卒業後、ワンダーウォール勤務を経て、2012年にDAISUKE YAMAMOTO /de:sign設立(2022年に山本大介デザイン事務所 / DAISUKE YAMAMOTO DESIGN STUDIO改称)。
インテリアデザインおよび建築をバックグラウンドに持ち、国内外で空間デザイン、 家具、プロダクトなど多岐にわたる領域を横断しながら活動。パリのデザインギャラリーにも所属し、国際的な視点から創造的な実践を重ねている。社会環境や素材、技術に対する深い洞察を基盤に、既存の価値観を問い直すコンセプチュアルなアプローチを展開。思考と実験を往復しながら、新たなデザインの可能性を探求している。また、建築資材やマテリアルの持続可能性を追求する
プロジェクト「FLOW」を立ち上げ、「未来の廃棄処理場」をテーマとした椅子〈FLOW ‒ Future Landfill ‒〉をミラノデザインウィーク(2023年)におけるDROPCITY会場に出展(展示風景はこちら)、海外ジャーナリストが選ぶ「Best of Salone」のひとつに選出された。さらに、ヴィトラのVitra Design Museum パーマネントコレクションに収蔵されるなど、国際的にも高い評価を獲得している。
www.daisukeyamamoto.com
@daisukeyamamoto_design

会期:2026年4月10日(金)~6月9日(火)
会場:T-HOUSE New Balance
所在地:東京都中央区日本橋浜町3-9-2(Google Map)
営業時間(金~火曜):11:00-14:00、15:00-19:00
定休日:水・木曜

〈T-HOUSE New Balance〉外観
T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)概要
日本古来の文化である「茶室」のもつ清らかさ、平穏さ、調和からインスパイアされ、日本の伝統的な建築様式の一つで、築122年の歴史がある蔵を新しい機能として活用し、現代的な建築と融合させた空間である。改修設計をスキーマ建築計画を率いる建築家の長坂 常氏が担当した。
〈〈T-HOUSE New Balance〉〉では、ユニークな視点による文化発信と共に、最新のコンセプトやプロダクトの展示・販売を行っている。また、New Balance Lifestyle の新しいコンセプトやプロダクトを開発するスタジオ(TOKYO
DESIGN STUDIO)としても機能し、New Balance Lifestyle のエナジーを総括的に伝えるギャラリー兼体験型ストアとして、訪れるゲストにインディペンデントなアイデアとビジョンを継続的に提示している。New Balance Website T-HOUSE page
https://company.newbalance.jp/store/concept-store/t-house